2026年08月01日

続 光硬化樹脂

 屋根は妻板に合わせて削るのだが、どういうわけか削り過ぎている。大きな隙間を埋めるにはちょっとしたテクニックがある。clingfilm を使うのだ。いわゆるサラン・ラップの類のフィルムだ。
 この言葉には思い出がある。イギリスに行った時、この言葉が出て来た。cling film と2語に分けていたが、全く意味が分からなかった。
 ”cling”という動詞は「しがみつく」という意味で、ラップが相手によくへばり付くことを表している。ここまでは分かるが意味がつかめなかった。
 これは学術論文などで商品名を出せない時に使う言葉であった。アメリカではあまり聞かない。あとで聞いたところアメリカでは clingfilm で、1語であった。しかし商品名のサラン・ラップしか使わないように思う。

covered with cling film さて、妻板にこのラップを押し付けてから屋根板を載せる。多少隙間があるから、そこにチューブから直接パテを押し込めば良い。



how to fill photo-curable resin 簡単に入るから、へらで撫でてさらに押し込み、日光を当てると固まる。ラップのフィルムは圧力で密着するから、屋根板の厚みの延長は限度まで進む。ちょうどフィルムの厚さ分の隙間以外が満たされるわけだ。
 
cured UV resin 開くとこうなっている。余分な部分はナイフで切り落とせばよい。簡単に外形が整うから、ヤスリで軽く修正して出来上がりだ。足らないところは別途へらで均して補い、再度組合わせて押し付ける。そうして光を当てれば良い。
 この方法は、「着脱せねばならない大きな部分」の隣に生じた隙間を埋める時に便利である。要するに組む相手を鋳型とするので、必ず合うものができる訳だ。便利な方法である。 

コメント一覧

1. Posted by 愛読者   2026年08月01日 18:34
5 これはうまい方法です。歯医者の方法に近いですね。
良い方法を紹介下さいましたことに感謝します。
2. Posted by dda40x   2026年08月01日 21:31
 コメントありがとうございます。
 そうなのです。これは歯医者で入れ歯を作るときの方法の一つです。最近は 3D で印象を採る場合もあるようですが、古典的な方法の一つですね。光硬化パテを使うようになってからはとても早くなりました。50年程前、石膏で印象を採りましたから、10分弱型枠を押さえ込まれて苦しかったことを思い出します。

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