2026年07月26日

Oscar の車内

 Oscar を単にsleeper (寝台車)と紹介してあるウェブサイトが多い。日本にもそういうサイトはあるが、それは間違いだ。
 これはsolarium car である。この発音については以前にも書いたが、ソラリウムからは縁遠い音である。

solarium car interior 妻の方にも大きな窓がついて、日射を十分に入れることができる。日光浴室には、簡易なリクライニングができる軽量椅子が置いてある場合が多い。この写真では、ガラス仕切りの向こう側が話題の場所である。

 車体は長いので、寝台室部分もあるし、食堂、キッチンも付いている。それを無理やり1/4の長さに詰め込んだのがこの模型である。

 日本では電車、客車の中で日差しに当たるのを極端に避けるように感じる。東海道新幹線の海側の窓はカーテンが開いているのを殆ど見ない。
 ところが、アメリカの北部(と言ってもボストン、ニューヨーク、シカゴを結ぶ地域)の人たちは、冬になるとフロリダ方面に避寒に行くのがステイタスであったようだ。そういう時にはこの種の窓の大きな車輌は奪い合いになる。
 普通の何倍かの金を払ってマイアミ行きの列車を押えるという場面が何かの映画にあった。

 亡くなった友人のハーマンの一家も、冬はいつもマイアミに行くと言っていた。そうすると模型ができないので、家族を行かせて1人で模型作りを楽しんでいたようだ。その結果コンテストで1位になったわけで、家族に申し訳が立ったと喜んでいた。
 彼は広大な農地を持つトウモロコシ農家で、飛行機を4機も持つ事業(農薬散布など)も経営していた。そのうちの1機は乗用専用で、フロリダにはそれで行っていたという。
 自宅の裏から飛び立てるという環境を想像するのは、なかなか難しい。


 ともかく、これは普通の寝台車ではないということを強調しておきたい。キッチン部分の扉を作ってハンダ付けした。以前作った車両はドアが内側に控えてあったが、今回それをやるとキッチンの設備に影響が出るのでやめた。


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