2026年07月24日
observation deck
この種の模型は実感味を出すことを前提としていない。レイアウトの上に置いてあるのを見て、「これ、面白いね」と話題を提供するだけのものなのだ。したがって、細かく作っても仕方が無い。本物であれば、側面のフェンスは蝶番があって開閉できる。乗降するのに必要な機能だ。また、連結器の上の部分も開閉できる。次の車輌がつなげられたときに必要だからだ。今回は、そういうものは全て無視することにした。
唐草模様の板を半分の幅に切り出して当ててみると、その模様の2周期が車体幅であることが分かり、直角に曲げて置いてみた。角の部分は角棒をフライスで削り出してアングルとし、後ろ正面の縦部材と厚みが揃うようにした。水平の手摺は縦部材と密着させてハンダ付けすると意外に丈夫な部品となった。
この種の仕事はなるべく長い部材を使って、掴み代や基準面とするべきだ。これは伊藤剛氏に習った方法である。
「小さい物を付けようと思ってはいけませんよ。大きなものを付けておいて、それを小さくするのです。」
有難い教えであった。
この部品製作では2本の縦材を最初から大きな台に固定し、それに細かいものを付けた。万力ではなく煉瓦を重しにした。
煉瓦は便利である。ガスで焙っても焦げない。今回はハンダゴテだが、実に気楽に作業できる。表面があまりざらざらでないものを3つほど用意しておくと具合が良い。
ハンダ付けは外で行った。暑くて参った。昔から「ハンダが融けやすいからありがたいと思え。」とは言われてきたが、この暑さは尋常ではない。40 ℃以上もあった。氷水を飲みながらの作業だった。
コメント一覧
1. Posted by 客車好き 2026年07月24日 08:26
線が太いとありましたが、十分だと思いますよ。
2. Posted by ゆうえん・こうじ 2026年07月25日 08:03
バラキットを組んでいると、メーカーで最終的な形に加工された小パーツをハンダづけで組んでいくという作業の繰り返しになりますね。
パーツ自作する場合もその延長で、小さいパーツの外形を先に仕上げてから組み立てるという方法になりがちですが、大まかな形ができた時点で組み立てて、ハンダで組んでブロックになってから削って外形仕上げた方が楽だし、歪まないと思うことはよくあります。
それと同じで ロストパーツでも原型を作ったときの掴み代がそのまま湯口になっているパーツを追加工するのは楽ですが、全体を仕上げた後湯口をつけたようなパーツは湯口を掴み代にしても加工しにくいと思います。
パーツ自作する場合もその延長で、小さいパーツの外形を先に仕上げてから組み立てるという方法になりがちですが、大まかな形ができた時点で組み立てて、ハンダで組んでブロックになってから削って外形仕上げた方が楽だし、歪まないと思うことはよくあります。
それと同じで ロストパーツでも原型を作ったときの掴み代がそのまま湯口になっているパーツを追加工するのは楽ですが、全体を仕上げた後湯口をつけたようなパーツは湯口を掴み代にしても加工しにくいと思います。
3. Posted by dda40x 2026年07月28日 07:45
コメントありがとうございます。
この種の部品の成否は、いかにして要領よく作るかにかかっています。支持部をどこにするかを決めねばなりません。50年以上前のアメリカ製のロストワックス鋳物の湯口は、おっしゃるように原型の元になる材料そのものでした。旋盤に銜えて廻した部分だということがよく分かりました。それば時間が経つとあとで湯口を付けたと思しき物が大半になりました。表から見えないところに付けるので、その部分を綺麗に削るのは難しくなります。
この種の部品の成否は、いかにして要領よく作るかにかかっています。支持部をどこにするかを決めねばなりません。50年以上前のアメリカ製のロストワックス鋳物の湯口は、おっしゃるように原型の元になる材料そのものでした。旋盤に銜えて廻した部分だということがよく分かりました。それば時間が経つとあとで湯口を付けたと思しき物が大半になりました。表から見えないところに付けるので、その部分を綺麗に削るのは難しくなります。