2026年07月16日
railway post office を作る
長年温めて来たプロジェクトがある。ステンレス・ボディの郵便車を作るのだ。この郵便車はアイオワ州のカウンスル・ブラフに置いてあった。UPはせっかくの新車を導入したものの、間もなく鉄道郵便というものが消滅したので新車同様のものが置き去りになったのだ。どういうわけか、米語のrailroad とは言わずに railway という。R.P.O.と略され、英語圏の模型誌などでの読者通信欄の名前になっていることが多い。筆者の友人の父君が郵便車に乗務していたので、当時のことを聞いたことがある。走行中の郵便物の受取、放出の話はスリルに満ちたものであった。速度は通常の走行速度であって徐行などしなかったそうだ。乗務員は強盗の襲撃に備えて拳銃を常時携行していたし、その射撃訓練もあったそうだ。この動画にもそれが見える。UPでは1967年あたりでやめてしまったが、東部のニューヨーク・ワシントンDCの区間ではその後10年近く運用されていたという。
この模型のコルゲートの材料はアルミニウム合金の押出しである。屋根上には例のリブが2本出ている。屋根と床板を35年程前に手に入れた。断面が異なる部分はラウタで削り落として、Union Pacific 仕様にしてある。窓の部分はステンレス板をレーザで切り抜いて作る。接着剤が進歩したので壊れることはないと思う。以前はエポキシを使ったが、硬化後は脆くなり衝撃を受けると思わぬ外れ方をしたものだ。スーパーXはそういうことが全くない。
ラウタで削り取った部分は構成刃先でガタガタなので、油を付けてヤスリで削り取った。あまりきれいにはならないが、塗装する部分であるから、下塗りをして研げばかなり改善されるはずだ。
ドアはかなりオフセットされている。その部分を表現せねばならないので、ステンレス板を重ねる必要があるし、周りのアルミニウム材も削る必要があるから、そう簡単には出来ない。設計には工夫が要る。
コメント一覧
1. Posted by 愛読者 2026年07月16日 23:30
2. Posted by dda40x 2026年07月17日 07:11
確かに Oスケールだけなら売れるのはせいぜい数百本でしょうから高くついたでしょう。しかし、この時期にライオネルのようなティンプレートのOゲージはある変化を迎えています。急に精密化したのです。断面はスケールで、長さだけを短くしたものが出てきて、それがとてもよく売れたのです。これもそれに便乗して数万本作ったと思われます。その時スケールの長さのものを売ったのでしょう。
以前、Oスケールは”ティンプレートのおこぼれにありついている”と書きました。これはまさにそれです。
以前、Oスケールは”ティンプレートのおこぼれにありついている”と書きました。これはまさにそれです。
3. Posted by たかひろ 2026年07月17日 07:57
走行郵袋授受は日英のは承知してましたが米のは初見でした
ご紹介有難うございます
ちなみに英国ではtravelling post office/T.P.O.と言ってます
"mail crane"は ↓ の6:00辺りが語源じゃないでしょうか
https://www.youtube.com/watch?v=EqJC-8lMPW4
60mph近辺での郵袋授受は18:00〜でご覧になれますのでご参考まで
ご紹介有難うございます
ちなみに英国ではtravelling post office/T.P.O.と言ってます
"mail crane"は ↓ の6:00辺りが語源じゃないでしょうか
https://www.youtube.com/watch?v=EqJC-8lMPW4
60mph近辺での郵袋授受は18:00〜でご覧になれますのでご参考まで