2026年07月02日

続 slumbercoach

slumbercoach この寝台車の一階部分の床は低い。垂れ下がっているという表現が適当だ。建築限界があって車体を高くできないから、下げるしか方法がなかった。もっともUPのような田舎を走る鉄道では建築限界などあってないようなもので上に伸ばせば良かったが、Pullman は他の鉄道への販売を考えたのだ。

PRR slumbercoachPRR slumbercoach これは PRRで使用されたものである。床は斜面(ramp)で下っている。上の階の天井高さはあまり高くはない。切符を販売するときにはそれを承知させたのだろう。


UP 49er from scratch 筆者の模型も設計図通りに床を下げた。ちょうど良い合板があったのでそれを貼り足したら、かなり重くなりちょうど良くなった。写真を撮ったのは仮の線路上であり、心皿高さも調整してない。互い違いの窓が印象的だ。台車は新設計である。 
 この写真では展望室の屋根が浮いて隙間が見える。展望室の中にネジなどを貫通させて留めるというのは、あまりにも無様で許せない。それを回避する奇策を施したので後ほど紹介する。 

 アメリカでは”slumber” という言葉は特定の場所でよく使われる。それは高校や大学の寮である。パジャマで集まって夜通しいろいろな話をして楽しく過ごす。それを slumber party という。


コメント一覧

1. Posted by 読者   2026年07月02日 20:06
このステンレス側板は素敵ですね。剛性がありそうです。図面さえ描ければ出来てしまうわけですから、色々なところに応用が出来ます。以前の鉄橋や信号橋もレーザー抜きでしたね。素晴らしいです。
2. Posted by YUNO   2026年07月02日 22:31
1両ごとに異なった愛称があって、頭文字が統一されているのが面白いですね。
この場合のBROOKはどういう意味なのですか?
3. Posted by dda40x   2026年07月03日 00:18
 コメントありがとうございます。過去にはブラス板にケガキ線を入れ、ドリルで孔をあけて糸鋸で切り、ヤスリで仕上げることを当然のようにしてきました。ブラス板では剛性がなく、0.5 mmでは持つと歪むのです。0.7 mmを使い始めましたが、窓の切り口が厚く、またあまりにも重く困っていました。
 ステンレスなら0.5 mm厚でも剛性は十分で、熱伝導率が小さいのでハンダ付けも簡単です。表面の光沢のある酸化被膜を削ると付き易くなります。塩酸が入っているフラックスを使うのがコツです。
 さて、Pullman の名前の付け方ですが、寝台車の種類別に、地形、城などの単語に何かの言葉(固有名詞、形容詞など)を付けた造語です。
 … Harbor、… Castle、… Brook、Fort …、… City 、
 あるいは Imperial のような威厳のありそうな形容詞に簡単な単語をつないだものもあります。
 戦前は思い付きで名付けていたようですが、戦後は機種別(部屋配置の形式)で決めていました。ちなみにBrookは小川です。イギリスにはそういう地名はたくさんありました。食堂車、荷物車は鉄道会社のものですから固有名は付けないのが普通です。

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