2026年04月25日

Challengers

 Big Boys の記事はかなり反響があったようだ。実は他に Challenger が数輌ある。博物館で展示走行できるのは2輌で、他に動力改装済みがいくつかある。これらはまだ塗ってない。

 以前にも述べたように KTM の Challenger はかなり太い。高橋淑氏の話によると、Max Grey氏は Big Boy の売れ行きが良いのに味を占め、「次は Challengerを作ろう。短くするだけだから安く出来るはずだ。」 と言ったそうだ。
 祖父江氏は、「ボイラも台枠も違うから価格は変わらない。」と主張したそうだが、高橋氏は「動輪2軸分とロッド4本分しか安くならない」と答えたのだそうだ。Max Grey氏はかなりがっかりしたようだったが、発注があった。しかしそのさなかにMax Grey氏は他界し、その後継者のKemalyan氏(Kemtron の経営者)が US Hobbiesとして発売した。
 このChallengerは、祖父江氏の設計の Big Boy がKTM社内で短くされて作られた。したがってボイラは Big Boy のものを切り縮めただけである。火室部が太い。立派過ぎるのである。天賞堂のBig Boyと同じで大き過ぎる。天賞堂のはモータの収容ができなくて大きくなったようだが、HO scale と言っている。実際は1/83だそうだ。昔はこのようなことがいくつかあった。しかし HO scale と言い張っているのは滑稽だ。

 US Hobbies の Challenger は、砂箱の形が Big Boyのものを流用していて異なるし、ターレットの幅が広過ぎる。祖父江氏は発売後にそれを見て非常に不満だった。
「いつか俺に作らせてくれよ。」と言っていたので、資料をかなり買い集めて差し上げた。Lobaughのボイラを見せた時、「よくやってはあるが、金を払って買うものでもないな。俺が作るまで待ってくれよ。」という感想だった。火室後部のまとめ方がまずいと言っていた。
 
 以前 Lobaugh の Challenger をこのブログで紹介した。これはボイラの形が良い。先回の写真の奥に置いてあるのがそれで、手前のKTMとはかなり違う。もっともこのKTMのは砂箱その他をLobaughのものに取り換えてある。

 Lobaugh の Challenger は4輌ある。1輌は完成し、3輌は未組だが動力は換装してある。テンダはKTM製のを買い集めてあるので一応は足りる。 

コメント一覧

2. Posted by nextcube   2026年04月26日 16:38
5 KTMのChallengerがやっつけ仕事なのは会社として仕方なかったのかも知れませんが、最後まで修正出来なかったのは残念ですね。
Challengerのお勧めはLobaughなのでしょうか?
3. Posted by dda40x   2026年04月26日 17:40
 アメリカでの評判をまとめますと、Williamsという中国製のものが一番形が良いとのことです。よく走るかとか耐久性があるかという問題は置いておいて、ボイラの形だけの話題です。
 確かにキャブの前で細く絞られている様子はなかなか良いものです。

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