2026年04月01日
SD7を仕上げる
この機関車のエンジンフッドは Max Gray の時代の安達製作所製パイロットモデルである。半分壊れていたのでそれを修復した。下廻りは適合する台車に作り替え、自家製の動力装置を付けている。30%ほどがスクラッチから作られているわけだ。厚い板をふんだんに使った重い機関車だ。煙突を伸ばし、UP仕様にした。実物は乗り心地の良い機関車だったそうだ。
モータからチェインで駆動軸を下げ、3条ウォームのギヤボックスで全軸駆動である。静かで強力だ。
安達庄之助氏がこれを作ったのは1950年代後半で、ほとんどすべてが手作りである。薄い板をプレスで抜いて貼り重ねてある。こういう製品はもう出て来ない。
安達氏は鉄道で使う信号用燈火をプレスで作る仕事をしていたらしい。薄板の加工はお手のもので、祖父江氏は安達氏の腕を高く評価していた。