2026年04月17日
Big Boys
最近は貨車とディーゼルの話ばかりである。たまには蒸気機関車の話も書いて欲しい、という意見がいくつか来ている。
水面下で進行していることを紹介しよう。
筆者は Big Boy を数輌持っている。土屋氏からお預かりしたものは博物館で展示してあるが、個人的に収集したものの中で、塗るばかりのものは4輌ある。 動力機構をまだ改装していないものが他にいくつかあり、その準備を整えている。この種の仕事は全ての準備が整った時に一気にやるべきもので、徐々に始めるものではないのだ。この写真は正月に撮ったものだ。
この種の作業は複数を同時にやると仕事が速い。友人のも同時にやることにした。ついでに新参のKTM Challengerの動力機構も作り直すことにして、現在動輪を全部抜いて並べてある。動輪が30軸も並ぶと壮観である。間違いの起こらないように、それぞれ専用の箱の中に番号を付けて並べてある。
直角を出すジグは注油して整備した。今取り掛かっている仕事が解決したら、一気にやるべく計画している。
軸箱はいわゆるキャノンボックスを発注し、軸は高精度の硬いステンレス製で、シャフト屋にはマイナス17ミクロンと指定した。このシャフト屋とは30年の付き合いで、腕は確かだ。納品の時は「マイクロメータを持って来てくれ」と言う。自信の表れだ。
モータは出力の大きいモータを探し、2台づつ積む。ボールベアリングも発注した。これはかなりの金額だった。怪しいものを避けて日本製を選んだ。
ギヤボックスもOゲージ蒸機用の物を発注した。ギヤはすでに作ってある。この種の走行装置の改装は100輌分くらいの材料を発注しないと取り掛かれない。資本がかなり要るのだ。
祖父江氏亡きあと、色々な人から動力改装の相談を受ける。アメリカからも相談があるのだ。そろそろ受注できるようにしないと後が続かないだろう。後継者の育成も考えねばならない。
水面下で進行していることを紹介しよう。筆者は Big Boy を数輌持っている。土屋氏からお預かりしたものは博物館で展示してあるが、個人的に収集したものの中で、塗るばかりのものは4輌ある。 動力機構をまだ改装していないものが他にいくつかあり、その準備を整えている。この種の仕事は全ての準備が整った時に一気にやるべきもので、徐々に始めるものではないのだ。この写真は正月に撮ったものだ。
この種の作業は複数を同時にやると仕事が速い。友人のも同時にやることにした。ついでに新参のKTM Challengerの動力機構も作り直すことにして、現在動輪を全部抜いて並べてある。動輪が30軸も並ぶと壮観である。間違いの起こらないように、それぞれ専用の箱の中に番号を付けて並べてある。
直角を出すジグは注油して整備した。今取り掛かっている仕事が解決したら、一気にやるべく計画している。
軸箱はいわゆるキャノンボックスを発注し、軸は高精度の硬いステンレス製で、シャフト屋にはマイナス17ミクロンと指定した。このシャフト屋とは30年の付き合いで、腕は確かだ。納品の時は「マイクロメータを持って来てくれ」と言う。自信の表れだ。
モータは出力の大きいモータを探し、2台づつ積む。ボールベアリングも発注した。これはかなりの金額だった。怪しいものを避けて日本製を選んだ。
ギヤボックスもOゲージ蒸機用の物を発注した。ギヤはすでに作ってある。この種の走行装置の改装は100輌分くらいの材料を発注しないと取り掛かれない。資本がかなり要るのだ。
祖父江氏亡きあと、色々な人から動力改装の相談を受ける。アメリカからも相談があるのだ。そろそろ受注できるようにしないと後が続かないだろう。後継者の育成も考えねばならない。
コメント一覧
1. Posted by 模型機関区の職工 2026年04月17日 19:34
いつも楽しく拝見していますが、この写真を見て大変驚いています。まるで実物の機関区の様に0ゲージのBig Boy、チャレンジャ―が5両!これらの改造工事を行うとは。趣味人としての鉄道模型工場の範疇を超えていますね。また工具や部品類も見ただけで工芸品の様にカチッとしたとても趣味人の工場では無く実物の車両工場のような雰囲気ですね。
過去に鉄道模型製作所を見学させてもらった事がありましたが、レベルが違いますね。以前博物館で他のSL走行を見せてもらったのですが、これらと同じ様に走行させる施工工事はとてもすごいです。
これらの工作を指導された御師匠さんもすごいですが、これらを忠実に進めるパワーは本当にすごいですね。現在の模型世界では、世界一のスーパー工場でしょう。これらが完成すれば、シャイアン機関区がこのレイアウトに出現するかも。
過去に鉄道模型製作所を見学させてもらった事がありましたが、レベルが違いますね。以前博物館で他のSL走行を見せてもらったのですが、これらと同じ様に走行させる施工工事はとてもすごいです。
これらの工作を指導された御師匠さんもすごいですが、これらを忠実に進めるパワーは本当にすごいですね。現在の模型世界では、世界一のスーパー工場でしょう。これらが完成すれば、シャイアン機関区がこのレイアウトに出現するかも。
2. Posted by dda40x 2026年04月18日 22:25
既に50年も経ってしまいましたが、故椙山満氏のお宅でUPの機関区の本を見せてもらったことがありました。同時に映画も上映して下さいました。
あの時見せて戴いた情景に似ていますね。チャンスがあるとBig Boy、Challengerを買い集めて来ました。さすがに50年も掛ければ自然と集まって来ます。亡くなった友人のコレクションをお引受けしたり、ジャンクを買い集めたりしてきました。4-8-4,4-8-2、4-12-2などを入れれば 20輌以上になります。どれも手を入れて押して動くようになっています。
アメリカからの仕事も引き受けざるを得なくなってきました。どこまでできるかわかりませんが、部品はかなり用意してあります。若い人に技能を伝達できれば良いのですが。
あの時見せて戴いた情景に似ていますね。チャンスがあるとBig Boy、Challengerを買い集めて来ました。さすがに50年も掛ければ自然と集まって来ます。亡くなった友人のコレクションをお引受けしたり、ジャンクを買い集めたりしてきました。4-8-4,4-8-2、4-12-2などを入れれば 20輌以上になります。どれも手を入れて押して動くようになっています。
アメリカからの仕事も引き受けざるを得なくなってきました。どこまでできるかわかりませんが、部品はかなり用意してあります。若い人に技能を伝達できれば良いのですが。
3. Posted by nextcube 2026年04月22日 21:31
受注開始の際には是非とも私のBigBoyも改造をお願いしたいです。自分でやると改悪になってしまうオチが見えているので手がつけられずにいます。
4. Posted by dda40x 2026年04月23日 10:27
引き受けるものはKTM製の物に限ることにしています。そうでないものは動輪をKTM製に振り替えることが可能なものだけにします。他社の製品は動輪に問題があり、修理不能なものが多いのです。動輪はアメリカでかなりの数を買い込んでありますので、対応は可能と思います。
5. Posted by nextanime 2026年04月23日 12:46
>>4
BigBoyはKTM/WSMとSamhongsa/KeyImpの二種類が手元にあるのですが、確かにSamhonsaの方はギアが噛んでロックしがちだったり、持つ度にハンドレールが曲がったりで、鉄道模型と言うよりも、ディスプレイモデルだけど線路に乗せれば動くという感じかも知れません。写真だと分からないので買ってからガッカリです。
BigBoyはKTM/WSMとSamhongsa/KeyImpの二種類が手元にあるのですが、確かにSamhonsaの方はギアが噛んでロックしがちだったり、持つ度にハンドレールが曲がったりで、鉄道模型と言うよりも、ディスプレイモデルだけど線路に乗せれば動くという感じかも知れません。写真だと分からないので買ってからガッカリです。