2026年03月10日

2-dome の構成 

 F氏から非対称タンク車についての問合わせがあり、過去記事を紹介した。Tydol, Veedol の話だ。それについていくつかの記事を調査されたようで、興味深い話をお知らせ戴いた。

「Tydol」と「Veedol」は、かつての Tidewater Oil Company の主要ブランドです。これらに関連する 2-dome のタンク車には、当時の物流における重要な実用的理由がありました。

 異なる製品の同時輸送  2つのドーム(タンク上の突起部分)があるタンク車は、内部が2つの独立したタンクに分かれていることを示しています。これにより、1つの車輌でガソリン(Tydol)と潤滑油(Veedol)など、異なる種類やグレードの石油製品を同時に運ぶことが可能でした。

 熱膨張の管理  タンク上部のドームは、温度変化によって液体が膨張した際の「逃げ場」として機能します。2つのタンクにそれぞれドームを設けることで、両方の液体に対して安全な膨張スペイスを確保していました。

 配送効率の向上 バルク(大量)輸送において、需要の異なる複数の製品を一度に小分けにして配送できるため、特に小規模な給油所や顧客への配送効率が飛躍的に高まりました。

Tydol Veedol これらの 2-dome などの複室タンク車は、単独室のタンク車を改造することによって作られたものが多い。片方のエンドを外し、内部に新たに隔壁を作ったので、その部分にはリヴェット列がある。
 ドーム部分の大きさが異なるのが普通であったようだ。小さいタンクのドームは小さくてよく、細くて低いものが多かった。筆者の作ったタンク車では、ほとんど同じ大きさだったので正しくないことになる。当時の写真を見るとかなり小さいものが載っている。Champ のディカールの解説にはその部分説明がないので、リヴェットを削らずそのまま完成させてしまったのは残念である。もうこのディカールは入手不能で、作り直すわけにはいかない。 


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