2025年12月21日
UP ALCO Century 855
これは廃車になった第一世代のGTELの下廻りを利用して新型エンジンを搭載したもので、5500馬力を誇る。GTEL時代は4500馬力だったから、かなりの進歩である。しかし、電気配線にアルミニウム製ブスバァを使ったところ接続部で発火したそうで、エンジンの不調もあって短命であった。筆者は実物を見たことがない。Cはエンジンの名前のCentury、8は8軸、55は5500馬力を意味する。
この模型は1980年頃の製造で、きわめてハンダ付けが稚拙である。お話にならない水準でとても困った。あちこちの扉が開くのだが、全て壊れている。結局ほとんど全部のハンダ付けを直している。下廻りは祖父江氏が引き受けたので素晴らしくなってはいる。

上廻りが異常に重い。中を見るとくだらないシリンダヘッドが分厚い材料で作られている。上面の点検蓋を開けると見えるのだが、そんなもの見たくもないのだ。蓋はことごとく壊れている。仕方がないので別に作ってハンダ付けした。この見せかけのエンジンだけで250 gもあるのだ。しかもシリンダ・ヘッドは車端の方に向けて傾いているではないか。こういうのは勘弁してほしい。ファンを廻すようにウォームギヤとベルト2段が付いている。走行モータから動力を取っていた。そのためか、この機関車は5 cm 程度しか走らなかった。Ajin の社長は面目なさそうだった。走るようになるだろうかと心配していたので、動力を改装してVideoを送ると感動していた。
色を塗らねばならない。腰の部分の赤帯が他車に比べると太い。これは塗り分けにする方が良いかもしれない。この写真はWikipediaからお借りしている。