2025年06月12日
carbon black hopper

スクラッチ・ビルトかと思ったのだが、Weaver の 34ft covered hopper を切継いで40ftにしてあった。良く出来ている。
側面はいわゆる slabside である。普通のホッパは骨が外に出ているか、内側にあってリヴェットが見えているものが多い。これは全熔接で骨を内側に入れた構造で、文字通り slab(板)状である。
Canadian National はこの種のカーボンブラック専用のホッパ車をたくさん持っているようだ。
これも太い掴み棒を細くして塗装した。ハシゴはあまり気にならなかったので取り替えなかった。
ACIのlabelが貼ってある。これは1970年代のもので当時は海上コンテナにも貼ってあり、日本にもたくさん来ていた。しかし光学読取りというのは汚れには弱く、すぐに廃止されてしまい、その後は電波方式になった。
下のホッパ部分は木材を切出して作られて目止めしてある。素晴らしい仕上がりだ。途中の長さを伸ばした部分も木製の芯にプラスティック板を貼ったようだ。剛性感があり、安心できる。
掴み棒が細いと十分実感が出る。