2025年05月21日

TOFC

trailer train (1)trailer train (3) この貨車がかなりの数ある。TOFC (trailer on flatcar) と呼ばれている。一気に塗装を完成させて、ディカールを貼った。このディカールも Dr.Y に助けて戴いたものである。

masking  TT 作るのが簡単だから、と投売りの木製キットをジャンク市でたくさん買ったのだ。ある程度作って黄色には塗ってあったが、上面のタイヤの当たる部分に灰色の anti-skid 塗装が施されていず、trailer hitch(トレーラの前部を保持する装置)も付けていなかった。この部分は目立つ色(オレンジ、赤など)に塗ってある。塗り分けにはマスキング・テープを何巻か消費した。
 
 隣の車輌との接続部分の渡り板も半分ほど付けてなかった。これはエッチングの網板と角材をハンダ付けすればすぐできる。動かすものではないので気楽である。本体を塗ってからでも簡単に後付けできる。
 この渡り板は最近では無いものが多い。荷役方法が変化し、門型クレインで降ろすのが主流になった。昔のようにトラクタを後退させて連結し、1台ずつ降ろすということはしなくなってきたのだ。 

collapsible (1)collapsible (2) 問題は積荷のトレーラの調達である。完成したのは20台弱であって、とても足らない。 仕方がないから空車での回送状態も作ることにした。この状態ではトレーラ・ヒッチは畳んである。試しに一つだけ、こういうお遊びをしてみたが、動くと倒れてしまい実用性はない。


Trailer Train (2) トレーラを増産してみようと思うが、意外に手間のかかる作業である。さりとて全体を3Dプリントにすると高価すぎる。
 線香の入っていた桐の箱にちょうど良い深さのものがあったので、それから切り出して妻と床板を貼れば出来上がるような気がしたが、材質があまりにも軟らかいので断念した。
 庭のデッキを更新した時の古材を取ってある。30年も陽に当たっていたので良く枯れている。これから切り出してみたい。中は中空にしないと重過ぎるし、重心が上がってしまう。実感的なタイヤをどのように調達するかはなかなか難しいことだ。3Dプリントしか方法が無いのかもしれない。


コメント一覧

1. Posted by 通りすがり   2025年05月21日 12:51
3番目の写真の後ろに写っている黄色のスプレー缶に興味があります。お差支えなければご紹介ください。
このグレーに塗ったものだと推測します。
2. Posted by DDA40x   2025年05月21日 21:28
 このスプレイはバッタ屋で安く売っているタッチアップ用のもので、LLOYDのプライマーSライトグレーNというものです。
https://www.paint-city.com/item_detail/100056/
 ちょうど良い色調で、艶消しになり anti-skid 塗装として具合の良いものです。
 もともとの用途としてはシャッターの傷を消すものの様です。安いのでいろいろな用途に使っています。
3. Posted by 通りすがり   2025年05月22日 11:02
御解説ありがとうございます。
この塗料の艶消し具合がとても素晴らしいと思います。艶消し剤の粒子の大きさが適度なんでしょうね。
近くの建材を中心としているバッタ屋に行ってみます。

ひょっとして先回のクレーンのブームの塗装もこれでしょうか。
4. Posted by dda40x   2025年05月22日 19:33
 よく気が付かれましたね。そうです。
 よく見るプライマの色ですから、塗ってしまいました。


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