2025年05月19日

covered hopper の塗替

 Weaver社(Quality Craft)のカヴァド・ホッパがたくさんある。一部は処分したが、まだまだある。この車輌の下廻りは10輌ほど金属製に改装し、一部は塗装を修正した。
 4-bay(ホッパが4つある車輌)のプラスティック製下廻りは捨て、アフターマーケットで買った金属製ものに取り換えたのだ。実物の車輌はほとんどが 3-bay であるのに、製品はほとんどが 4-bay であるのは不思議だ。取り替えた 3-bay の金属製下廻りには、適度の質量と剛性があってとても良い。

 困ったことにこのUP塗装は同じ番号が3輌あり、しかもその番号がかなり大きな文字である。ごまかしにくい。目立つので困っていた。ディカールの入っている抽斗を調べると、Burlington Northern がたくさんあった。安く売っていたものを買い込んでしまったのだ。ディカールの一部は処分したが、残りも消費すべきだと決心し、このカヴァド・ホッパを塗り替えることにした。  

vanishing lettering まず側面を磨き砂で磨って文字を消す。これは意外と大変である。文字の塗料が固く30分ほど掛かってこの程度である。飛び散ったものを掃除するのに苦労した。洗面所で始めたのは失敗であった。

rungs rung (ハシゴの横棒)が太いので、ついでに取り換えた。細くすると、オモチャ的であったものが驚くほど実感的な模型になる。この種の接着はスーパーXに限る。とても剥がれにくい。
 金属部分はプライマを塗っておかねば、塗料が剥がれやすい。(右はハシゴが製品のまま、左は細い金属製に取り換えたもの。右の方の横棒だけは、あまりにもみっともないので細いものに取り換えてある。)

 塗料は缶スプレイがあるが、霧が細かくないので一工夫せねばならない。適当な容器に噴出させてガスを抜き、シンナで薄めて吹き付ける。霧を細かくして奥の細かいところを先に塗る。エナメル塗料に比べて乾燥が速いので塗るのは難しいと感じる。

BN covered hopper (1) 上下を組立てて、ディカールを貼れば出来上がりだ。実に良い感じで、全くプラスティック製車輛とは思えない仕上がりとなった。
 この色は目立つので輌数が増え過ぎるのは問題だ。まだたくさんあるディカールを黒いタンク車に貼って消費しようと考えている。

コメント一覧

1. Posted by 愛読者   2025年05月19日 20:39
5 ハシゴを登ったところにある黄色の掴み棒に気がつきました。こんなところにも、神経が行き届いているのに驚きます。
ハシゴ類か細いと実感が出るというのは本当ですね。
2. Posted by dda40x   2025年05月20日 19:34
 コメントありがとうございます。
 掴み棒が黄色であるのは現物に登ってみて知りました。これが目立たないと、上を歩いているときに躓くおそれがあり、これは転落死につながります。
 私はこの種の手摺、掴み棒の位置関係、色には興味があり、模型であってもある程度注意を払っています。

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