2025年05月17日

tri-level auto rack

tri-level auto rack 懸案であった3階建ての自動車運搬車を2輌塗装した。 これはTrailer Trainの黄色に塗り、とりあえずUPのヘラルドを貼った。
 筆者は70年代の初頭、この素抜けた車輌を見ている。しかし銃で撃つという「いたずら」があって、急速に波板で囲われてしまった。囲い付きの車輌は好きではない。

tri-level auto rack UP この木製のキットは完成させるのに15年かかり、塗装までにさらに数年掛かっている。棚の上に置いてあったが埃が積もったので、吹き飛ばした。その時いくつかの部品が外れた。光硬化接着剤で補修したが、また壊れそうなので一気に塗装して完成に持ち込んだ。UPのヘラルド以外にわずかの文字も入れたら落ち着いた。

 この種の車輌の塗装には塗料がたくさん要る。3枚の床板を裏表ともに塗り、骨組みに塗り残しが無いように気を付けながら塗る。予め刷毛である程度塗って置くが、微妙な塗り残しが散見される。細い筆で補う。普通の貨車の6倍ほどの塗料を消費し、塗装台はまっ黄色になった。

tri-level auto rack ATSF もう一輌は Santa Fe の赤 (chinese red) にした。この色はいわゆる「朱」だ。元は水銀の硫化物を昇華させたものの色のはずである。そんなものを使えるはずもないので、似た色の顔料を使ったのだろう。ATSFのヘラルドがあったのだが、古くなって駄目になった。作り直しをお願いしている。
 ともかくも、これで4輌完成させた。怖くて触れないので、ガラスケースの中から出すことはなさそうだ。 この種の模型は金属製に限る

 積荷の自動車が欲しい。市販品は1/43が大半で、1/48はほとんどない。 あってもすでに購入している。何らかの方法で複製したいが、ガラスが透明なのでかなり難しい。

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