2025年05月03日

続々 Bill Melis氏の GTEL

Bill Melis' turbines 3 次いで、Aユニットの側面のグリルも見せた。これもMelis氏が作り出したものだ。グリル全体が一体である。枠部分はあとでハンダ付けしてあるが、その他はどこにもハンダが使ってない。もちろん接着剤も使っていない。


Bill Melis' turbine 7 さらに、これらの屋根上の写真も見せた。素抜けた歩み板を見て、彼は愕然とした。
「ハンダで組んでいない。これは奇跡だ。」と言う。「人間業ではない。」



Bill Melis' turbines 6Bill Melis' turbines 5 これはMelis氏がModel Railroderに写真を載せた機関車そのものであって、すべて手作りである。のちに作ったキットにはある程度のプレス部品とロストワックス鋳物が使ってあった。

 筆者はその部品の残りと鋳物を使い、残りをスクラッチから作ったのだ。先頭部は型があったのでそれに合わせて手で曲げたが、十分に良く出来た。キャブの屋根は叩き出しである。すべて Melis氏の指導のおかげだ。


コメント一覧

1. Posted by メカニック太郎   2025年05月03日 11:35
屋根上の細工の数々「細工甚五郎」の状態ですね!とてもいい仕事をしていますね!どこかの評論家?のセリフの様な言葉が出てきそうな作品です。
2. Posted by 通りすがり   2025年05月03日 16:51
確かにこの種の工作はまず見ませんね。
正しい材料、良い機械、切れる刃物、正しいジグが無いと出来ないでしょうね。
日本にはこの種の仕事に適する材料があるのでしょうか。いわゆる快削材ではまだまだ無理のような気がしますね。
さすがは鉄砲鍛冶です。
3. Posted by dda40x   2025年05月04日 08:09
 お二人のコメントを拝読すると、工作法がお分かりのようですね。見ただけで見抜ける人は少ないのです。
 確かに材料選択は難しいでしょうね。

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