窓の間違いを修正するために窓枠を外して捨て、周りのリヴェットを打った部分を削り取った。その部分は別部品を貼り付けたのではなく、全体をプレスで押し出し、さらにリヴェットを押し出してある。この写真はオリジナルの状態だ。

リヴェットのピッチを測定し、1.45 mmのようだったので、送り装置を使って打ち出した。それを切り取って嵌めてみた。裏側に小さな板を支えに貼ってある。前回はリヴェットがとがり過ぎていたので、少し甘くした。いずれ削って低くなるはずだ。

周りの隙間を50%ハンダで埋める。ぼてぼてに盛って削るのだ。こういう時は63%を使うべきでない。共晶ハンダは全て沁み込み、重力で裏側に垂れてしまう。
このハンダを丁寧に削り取る。リヴェットの周りはキサゲ刷毛でこすり取ると、リヴェットの頭が丸くなってちょうど良くなる筈だ。
微妙な傷は光硬化パテで埋められる時代になったから、気楽である。