2025年04月09日

続 塗装剥がし

stripping paint (1) 袋から出してみると、黄色の塗料は半分程度めくれていたが、灰色の下地は全く剥がれていない。こうなったら物理的に攻めるしかない。ワイヤブラシで軽く傷を付け、硬い毛のブラシでシンナを付けて擦ると少しずつ剥がれるが、ぺろりとは行かない。

stripping paint (2) 30分ほど努力してこの程度だ。まだ全体に灰色のプライマが薄く残っている。今回はここまでで、さらに一晩シンナの袋に入れて、刷毛でこすった。9割がた取れたが、まだまだである。デッキ部分のややこしいところは全て外して、新製するのが一番労力が少ないような気がしてきた。ここまではがれにくい塗料は初めてだ。

 サンドブラストを持っているがこういう仕事には使えない。薄板に当てると、極端に反りが出る。片面の加工硬化した部分がなくなると反対側の残留応力の影響が出るからである。

 アメリカならではの塗料の使い方であった。この彩度の高い黄色は農業機械のJohn Deere社の黄色のような気がしている。 

コメント一覧

1. Posted by YUNO   2025年04月09日 07:36
こういう時、レーザークリーナーを試してみたくなりますね。
塗装も酸化被膜も短時間で綺麗に落とせるそうですから。
2. Posted by dda40x   2025年04月09日 08:10
試してみたいですね。ただし、融点が低いハンダを使っているので、鉄鋼相手を対象としているなら事故が起こりそうです。ブラスに対してはどのような影響があるのでしょうね。
興味深く見ています。
3. Posted by たかひろ   2025年04月10日 21:51
小生は
シントーファミリー リムーバーZ 420ml
を愛用してます
吹き付けてすぐ塗膜がプヨプヨになります
4. Posted by dda40x   2025年04月11日 07:49
 それはエポキシ・プライマ、ウレタン塗料に対しどの程度効くのでしょうか。
 実はその有効成分とされているジクロロメタンは試していますが、期待した程の効果が無かったのです。また健康には非常によろしくないので、使いたくないのです。

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