2025年04月05日

再度 饋電について

 先頃饋電について書いたが、色々な場所でお会いした方々から感想を聞かせて戴いた。

 一言で言うと「とても良い記事」だそうだ。箇条書きにすると、
・この国の模型人は、ほとんど誰もそんなことを考えていなかった。
・指摘されたことは全て事実で、饋電の理屈と方法を知らねば克服できない。
・大きなレイアウトだけの問題ではない。小さなレイアウトでも正しく饋電されていなければ問題が起こるはずだ。
・レイルの素材について再考する時期に来た。

 洋白材をレイルに使ったのは日本が最初らしい。カツミにいた高橋 淑氏が、伸銅屋の店先に山になっていた注文流れのギターのフレットを見て閃き、その再利用法としてレイルを作ってみた。篠原模型店に使うように勧めたところ大ヒットしたらしい。それまではブラスレイルを使うのが世界の主流であったのだ。
 今となっては取り返しがつかないが、その余剰材料が白銅であったなら、もう少し電気抵抗が少なかったであろう。 

コメント一覧

1. Posted by kmtlc33100   2025年04月05日 23:02
HOのE社とK社のプラ道床洋白レールセットをほぼ同じ長さに数メーター併設して
同じパワーパックに繋げて「よーい!ドン!!」で同メーカー製で
同じコアレスモーター&ギヤ比の同一機種を走らせると
E社は遠くなっても殆ど速度低下せずK社はどんどん速度低下して
これはいかん!!と感じました。車両を交換すると逆の結果になり
電気抵抗でこれだけの差が生じるんだ、と驚きました。
レールの色もE社は白銅的な白さなのにK社は洋白的黄色味が強く
たとえ玩具的に見えてもE社製プラ道床の方が優れている、と感じました。
2. Posted by YUNO   2025年04月06日 00:32
kmtlc33100さんの実験についてですが、KATOユニトラックはジョイナーが取り外せる構造であり、しかも薄い材料が使われているため、エンドウニューシステムよりも接触抵抗等でかなり不利な構造に見えます。
システム全体で見てエンドウの方が電気的に優れているのは明白としても、速度低下の原因はレールの材質の差だけではない気がしています。
3. Posted by 緑・最大   2025年04月06日 07:30
>>1
そもそもその両者はレールの太さが違うのではなかったでしょうか。私はK社の方しか所有していないので実際に比較できないのですが。
4. Posted by kmtlc33100   2025年04月06日 20:54
緑・最大様
はい、E社製はコード100ですがK社製はコード83です。

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