2025年04月15日
続 トルクチューブ式ギヤボックス
先日、工学系の友人たちと話すチャンスがあった。現物を見せると、不思議そうな顔をする人もいる。
「この軸にいくつのボールベアリングが入っているの?」
正直なところ、そこを突かれるとまずいと思っていたので、ドキリとした。
「3つなんだ。良くないよね。」
「そうだね、2つにすべきだよ。作った時は心が通っていても、何が起こるかわからないからね。」
その通りなのである。祖父江氏は、この構造をブラスの機械加工のブロックと丸棒を組合わせて作ったので、極めて剛性が高い物が出来た。完全に心が出た状態を保てるだろう。ところがこれはナイロンの 3D プリント製で、力が掛かれば多少は撓む可能性がある。
飛び出している部分の先端の軸受は無くても問題はなさそうだ。駆動軸に六角ジョイントを付けるから、そこが多少ズレても駆動力伝達には何ら影響はないだろう。
とりあえず2種の試作をしてみて実際の運用に投入し、様子を見て方針を決めたい。
「この軸にいくつのボールベアリングが入っているの?」

「3つなんだ。良くないよね。」
「そうだね、2つにすべきだよ。作った時は心が通っていても、何が起こるかわからないからね。」
その通りなのである。祖父江氏は、この構造をブラスの機械加工のブロックと丸棒を組合わせて作ったので、極めて剛性が高い物が出来た。完全に心が出た状態を保てるだろう。ところがこれはナイロンの 3D プリント製で、力が掛かれば多少は撓む可能性がある。
飛び出している部分の先端の軸受は無くても問題はなさそうだ。駆動軸に六角ジョイントを付けるから、そこが多少ズレても駆動力伝達には何ら影響はないだろう。
とりあえず2種の試作をしてみて実際の運用に投入し、様子を見て方針を決めたい。