2025年03月04日
PRR M1

KTMのK4の火室部が太いという話題は過去に出した。その点では、このM1はまずまずである。
40年前、吉岡精一氏がもう一輌のM1を徹底的に作り替え、フル・イコライジングとした。素晴らしい工作であったが、レイルの継ぎ目音がカツカツと響いた。その音が良いということだったが、筆者は好きではない。重ね板バネを付ければ一挙に解決なのだが、OJの人たちはバネをハンダで固めるのが習わしである。
もう20年以上昔、筆者が重ね板バネを装荷してイコライズされた機関車を持ってOJの集まりに行ったところ、
「アイツは分かっていない。」と言われたことがある。それ以降OJの集まりには行かないことにしている。これは宗教の一種であって、話合いでは解決しないのだ。
筆者の機関車はポイントのフログでドスドスという軽い音をさせて通過する。ハンダで固めたものはコツコツ、カチャカチャという感じである。どちらが長持ちするかは自明である。彼らは長距離を重負荷で走らせていないのだろう。

コメント一覧
1. Posted by 一式陸攻 2025年03月04日 15:13
今カツミのOjのC51を改造しているのですが、重ね板バネがご存じの通りロストのダミーなのでバネが効くようにしました。
手順はまず実物通りにイコライザで動輪〜従輪が結ばれているのを縦曲線での支障を考え動輪と従輪で分断し、動輪イコライザの端を線バネを介して台枠と連結しました。従輪イコライザも同様です。
これらの工作で継ぎ目音は大人しくなりました。
手順はまず実物通りにイコライザで動輪〜従輪が結ばれているのを縦曲線での支障を考え動輪と従輪で分断し、動輪イコライザの端を線バネを介して台枠と連結しました。従輪イコライザも同様です。
これらの工作で継ぎ目音は大人しくなりました。
2. Posted by dda40x 2025年03月05日 07:57
それはロストワックスの鋳物製だったのですね。
リン青銅の短冊から板バネを作ってから、それにハンダを沁み込ませるということの意味が分からないのです。わざわざリン青銅という材質を選ぶ必要は無いはずです。
パシフィックでは従台車へのイコライザが縦曲線で限界に達することがあるように思っていましたが、現実にはそれほど心配がないようです。4-8-4では苦しいことがあります。いずれにせよバネが利くようにすることで、音の問題も耐久性も全て解決します。
リン青銅の短冊から板バネを作ってから、それにハンダを沁み込ませるということの意味が分からないのです。わざわざリン青銅という材質を選ぶ必要は無いはずです。
パシフィックでは従台車へのイコライザが縦曲線で限界に達することがあるように思っていましたが、現実にはそれほど心配がないようです。4-8-4では苦しいことがあります。いずれにせよバネが利くようにすることで、音の問題も耐久性も全て解決します。