2025年01月03日

続 新設レイアウト

 レイアウトの骨組は鉄骨を使う。棚の廃棄品を大量に貰って来たので、それをある程度組んで高さが決まれば熔接してしまう。そうすればそう簡単には壊れない路盤ができる。

 その部屋は正方形に近く、長さが取れないので、対角線方向に長さを取る。13 m 程度はある。しかし、階段室があってそれが邪魔になる。階段室の角の二つの壁を貫通させて斜めに通す必要がある。

 階段室の一部を壊すことも考えたが、線路の高さで壁に孔をあけ、中空を走るようにする。もちろん空気の流通を無くすようにトンネル状になるが、長さが 2 m 近いので、事故時にも取り出し易いように内部の高さを300 mm程度にする。要するに合板で300 mm角の筒を作り、補強材を入れて撓まないようにして、階段室の壁にあけた孔に突っ込むというわけだ。階段室の中ではかなり高いところにあるので、支障はない。見かけは多少なりとも考えて、みっともないことは避けたい。

 エンドレスの内側はデッド・スペイスであるから、有効利用する。ロストワックスの工房を置くのだ。床がコンクリートだから、熔湯が落ちても良い。贅沢にグレーチング(すのこ)で浮かしてやることができれば、熔湯はこぼし放題だ。
 遠心鋳造機と真空鋳造機がある。  

コメント一覧

1. Posted by 読者   2025年01月06日 10:10
お忙しいところ、丁寧に御解説いただき感謝です。
よくわかりました。この模型を作られたA氏は機械工学を修められた方とお聞きします。このような事例をもっと雑誌などで広めるべきだと思います。最近のTMSの記事は???ですね。

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