2024年11月28日

続 coach passengers

UP coach passengers (9) 先日のKKCの会合では、会員の見せている各ブースを、今野氏が案内して、説明を聞く時間を設けてくれている。これは良い方法で、ほとんどの人の言いたいことを互いに知らせ合うことが出来る。

coach passengers 順繰りに廻って来てくれた30人程度の会員集団に、
「何の変哲もない客車ですが、まあ見ててください。」とパカッと音を立てて、側面を開いて見せた。その瞬間に「オオッ」とか「ワァッ」という歓声が一斉に上がったのには、こちらが驚いた。
「まさかの部分が開いたし、閉めると全く隙間がなくなって、開いた痕跡もないのは凄い。」という声を戴いた。「照明等の電装も簡単になるから素晴らしい方法だ。」と言う。今野氏は、「dda40xさんは、こういう遊びもしているのですよ。」と結んだ。

 この方法を平岡氏に事前にお見せした時に、「これはうまい方法だ。」と褒めて戴いたのは嬉しかった。普通は屋根が取れる。それが外れないように留めるのはなかなか大変で面倒であることを指摘された。
「反対側の側面を強力に接着して強度部材としています。」と申し上げると「正しい方法です。5面が剛性を持っていれば強度は十分ですから。」とのことであった。

 窓ガラスにデロデロ感があるのは面白いとみなさんがおっしゃる。当時の板ガラスの製法も披露したので余計に興味が湧いたようだ。コンビニで弁当容器の透明部分を吟味して買う、という話をすると大笑いだ。

UP coach passengers (7)UP coach passengers (1) 人形には丁寧に色を塗っていない。既に塗装が剥げているものもある。どうせデロデロのガラスで良く見えない筈とは言っているものの、実際には側板を外して中を見せているのだから、困ったものだ。この写真は側板を外して手前に持ってきて撮影している。中はこの程度のボケ方で見える。

 磁石のサイズと個数を調べていた人がいたのは、さすがだ。この方法が成功したのは、アメリカでは側板をブリキ板で作る方法が当時の主流だったからだ。その板の腰の強さの効果は無視できない。

 トイレの便器の模型を売っていることに驚いた人がいる。鉛合金製である。洗面台もある。洗面台は角に付けるタイプと壁に付けるタイプの二種がある。鏡は額縁が唐草模様になっていて、鏡そのものはガラスではなく、鏡面の金属板である。
 消火器の色は赤いのではないか、という質問があったが、アメリカでは銀色である。 
  
 この側面が開く方法は、いろいろな点で便利であるのでお薦めしたい。照明の電線を切り離し可能にする必要が無いのが良いという御意見も戴いている。 

 台車は新規製造の3Dプリントだ。バネは別部品の金属製をはめてある。全くのダミィだが、台車自体が柔軟に捻られるので、脱線しにくい。

コメント一覧

1. Posted by UPファン   2024年11月28日 12:58
いつもながら、すばらしいです。各所に工夫が凝らされ、ウーンと唸らされます。
相も変わらず細密化にシノギを削っている人は見習って欲しいものです。 
適度な細密化、正しい考証、新しいアイデアと科学知識の結晶であると思います。
2. Posted by 一式陸攻   2024年11月28日 20:20
10年ほど前にロンドンバス(ルートマスター)の大型のプラモデルを同じように磁石で側面が外れるようにしたことがあります。
模型鉄道でも出来るのは面白いですね。
3. Posted by ゆうえん・こうじ   2024年12月01日 09:57
KKCの年次総会では恒例になった「K教授の総回診」ですが、たしかによい企画ですね。
時には教授から的外れなの指摘や質問もあるのはリアル大学病院回診でもときどきありますが、それに対して目からウロコ的な応答もおこなわれるのがよいですね。
まあ「白い巨塔の財前教授の回診」とは全然違いますよ。

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