2024年11月20日
UP GP9

この機関車は Red Caboose から売り出された大変な細密キットで、まともには組めない。すべてのハンドレイルがプラスティック製で、それを小さな穴に嵌めなければならない。大方の人は折ってしまうだろうし、持った時に簡単に壊れる。要するに、ソリッドモデルとしては非常に優秀だが、走らせる模型としては不合格だというわけだ。
金属製のグラブアイアン(握り型のハシゴ)を差し込む構造に作り変えねばならない。大変な手間で参った。もう二度と作るまい。この型は Atlas 社に売り渡されたようで、現在は中国で組んで塗装している。
長いハンドレイルは壊れる。大きな模型は壊れ易いのだ。 長いハンドレイルはたまたまAtlas社の補修用として販売している金属製を手に入れることが出来たので有難かった。材料は鋼材である。磁石に付くのだ。とても堅くて具合が良い。
塗装は、ディカールを大量に持っているUPの黄色にする。プラスティック用のプライマを掛け、黄色を先に塗る。次いで灰色を塗って、ディカールを貼り始めた。この赤のストライプが曲者で、今までは発色が悪かったのだ。
この作例では素晴らしいコントラストを示している。なぜだろうか?