2024年08月28日
GarGraves track


その理由は本物も中央3線式で集電していた時代があるからだ。にわかには信じ難いが、踏切もあった。感電防止にかなりの配慮があったらしい。3線式への嫌悪感というのはアメリカではかなり少ない。しかし、中央レイルが気にならないというのは魅力的だったようだ。中古品もたくさん流通している。ポイントも中央軌条が目立たないようになっていてこれは大したものだと思った。
GarGravesという会社は Gardner と Graves の二人によって作られた。現在は別の人が所有している。枕木は木製が標準だったが、どういうわけかプラスティック製もある。驚いたことに錆びにくいステンレス板で出来たレイルの製品もあるそうだ。これは屋外使用を考えているのかもしれないが、電気抵抗は極端に大きいはずだ。また摩擦係数が小さく、牽引力は低下する。
筆者としては軽いのがありがたい。3 ft(90 cm強)が、たったの 140 gしかない。電車で運ぶときは必ずこれを持って行く。中央レイルは外しておく方が誤解が少なくて良さそうだ。そういう製品もある。この線路上でスケールの車輌を走らせると曲線上では脱線しやすい。レイル頭部が丸いからせり出してしまうのだ。ライオネルのようなハイフランジの車輌を走らせるためのものであって、スケール用ではない。しかし、この動画のような直線上で走らせるのは全く問題が無い。
コメント一覧
1. Posted by 参りました 2024年08月28日 11:46

下の方のElectrib Article 2 というリンクには発電機の話があり、燃料は、蒸気機関車から飛び出したsparksを使ったとあります。これはいつかの記事にあったシンダのことですね。
2. Posted by dda40x 2024年08月28日 21:40
この写真は刺激的です。これを見てライオネルがよく売れることを確信できました。それまでは合点が行かなかったのです。
踏切が本当に機能していたことには驚きますね。シューは舗装材(たぶん木材)の上を滑るわけです。
シンダの話は興味深いです。ひと月に何百トンも貯まるとはすごい話です。手間は掛かるけどタダですからね。
踏切が本当に機能していたことには驚きますね。シューは舗装材(たぶん木材)の上を滑るわけです。
シンダの話は興味深いです。ひと月に何百トンも貯まるとはすごい話です。手間は掛かるけどタダですからね。