2024年07月31日
PFE の塗装完了

元の塗装を全部は剥がさず、スクレイパ(キサゲみたいなもの)で浮いているところを剥がし取りスティール・ウルで磨ると、褐色の自動車用プライマの色が出て来た。その状態を見た友人が、
「このままでも行けるよ!」
と言ったほど、がたがたに錆びた風情がそこには出ていた。
筆者はそういう状態のまま、荒っぽく上塗りをした車輛を見たことがあるので、そのまま塗り重ねた。表面がざらざらではディカールは載らないから、全体に艶出し塗料を塗ってから貼った。泡を押し出すのに一苦労だ。
ディカールはとっておきの新型車用(とは言っても35年前の話)である。白抜きのPFEの文字が眩しい。以前の黒文字とは全く異なる雰囲気だ。
この貨車に装着してあるショックアブソーバの実演をすると、皆驚く。かなりの高速でぶつけても、ぐわっとめり込み、じわっと離れる。
誰かが動画を撮ったので、そのうちUPされるだろう。


この貨車があと2輌ある。黄色と白にする予定だったが、オレンジが好きだ。本当はあと20輌ほど欲しいのだが、おそらく無理だろう。
コメント一覧
1. Posted by とか 2024年08月01日 18:36

よく使い込まれた感が実によく出ている仕上と感じました。
逆にわざとこの仕上を得るのは、かなり難しいかとも思いました。
>白抜きのPFEの文字が眩しい。
本当に「眩しい」ですね。
特にリブにかかっているにも拘らず美しい仕上り、
素晴らしい限りです。
>黄色と白にする予定だったが、オレンジが好きだ。
日本で冷蔵車といえば鮮魚用の白一択ですが、
オレンジ、見るからに美味しそうでいい色ですね。
先日の黄色の「YAKIMA VALLEY」もそうですが、
カラフルな貨車は、見ているだけで楽しくなります。