2024年07月09日
50ft PS-61 double door boxcar

この図は Intermountain のサイトからお借りしている。ドアはスライディングドアとプラグドアの両方が付いている。この貨車が欲しかったが、ブラス製は無く、自作するしかないと諦めていた。

模型はブラス製か木製に限る。木材はバカにできない。これは伊藤 剛氏も指摘している。50年前の日本製ダイキャストはことごとく膨張している。その度合いは形によって異なるが、1%弱である。割れてはいないので気が付きにくいが、孔が大きくなって、ブッシュが抜け落ちるものが多い。
アメリカ製であっても膨らんでいるものがたまにある。これは中国製のようだ。かなり悲惨である。
ディカールは30年以上前に複数用意してある。当時もらったUPのポスターに、この貨車の60輌編成が曲線を描いて走る写真があった。本当はこの長い編成を作りたかったのだ。

説明書に「この模型はABSで成形されているので、どんな塗料を塗っても問題ない。」とあったのには驚いた。思い切って、ホームセンタで安売りしていたラッカ・スプレイを使ってみたのだが、隠蔽力不足でやや厚い塗膜になってしまった。
コメント一覧
1. Posted by Tavata 2024年07月25日 19:45
ダイキャストの膨張の件で大変馬鹿げた模型を手にしたことがあります。
某アメリカ大手メーカーが作った(米国型ではない)プラ製の蒸機なのですが、主台枠がブラスのプレス打ち抜き組立品をコピーしたような形状で、ご丁寧に軽め穴まで抜けていました。ダイキャストであれば塊状にして強度確保と酸化する表面を小さくした設計にすべきだと思いますが、まるきり材料特性を無視した作りで呆れてしまいました。(なお、同メーカーでも他ブランドの品(アメリカ国内向け?)はちゃんとした設計でした。)
その蒸機は、案の定、台枠に反りやクラックが出てきてしまい、捨て値で売ってしまいました。
某アメリカ大手メーカーが作った(米国型ではない)プラ製の蒸機なのですが、主台枠がブラスのプレス打ち抜き組立品をコピーしたような形状で、ご丁寧に軽め穴まで抜けていました。ダイキャストであれば塊状にして強度確保と酸化する表面を小さくした設計にすべきだと思いますが、まるきり材料特性を無視した作りで呆れてしまいました。(なお、同メーカーでも他ブランドの品(アメリカ国内向け?)はちゃんとした設計でした。)
その蒸機は、案の定、台枠に反りやクラックが出てきてしまい、捨て値で売ってしまいました。
2. Posted by dda40x 2024年07月26日 09:38
ダイキャストの製品は時間が来れば駄目になるという前提で付き合う必要があります。模型用にはまず見ませんが、シルーミンというカメラのボディを作る材料は、ほとんど問題ありませんね。しかし、型の作り方が難しいのと、湯の管理の問題があって、そう簡単にはできないのだそうです。
やはり、銅合金の安定性にはかないません。昔真鍮ダイキャストを採用したメーカがありましたが、型の寿命が短くて駄目だったようです。
やはり、銅合金の安定性にはかないません。昔真鍮ダイキャストを採用したメーカがありましたが、型の寿命が短くて駄目だったようです。