2024年06月23日

エポキシ鋳物の貨車を塗る

IMG_4279IMG_4280 エポキシ鋳物の表面には離型剤のシリコーンが付いている可能性がある。組み終わったら、洗剤を吹き付けて歯ブラシで全面をこすっておく。水でゆすいで乾燥させる。穴をあけた部分から水が入る可能性があるので、洗い方には気を付ける。もちろん組む前に予洗いしておくことが最も大切である。これらの部品は大きな板状で、注型時の上面が内側となる。その面が平でないと内箱に密着しない。組む前に、ベルトサンダで一様な厚みになるように削っておかねばならない。

 ミッチャクロンを吹き、生乾きのうちに仕上げ塗料を塗る。虎の子のフロクイルのPullman Green および Boxcar RedにそれぞれGlazeを混ぜて吹き付けた。もちろん床下など塗料が入りにくいところは、予め筆で塗っておく。ラッカ塗装ではそういうことをすると悲惨な結果になることが多いが、エナメル系の塗料は即乾性が無いので具合が良い。周りに吹き付けると溶け合って筆の跡も消えてしまうのだ。 

 乾燥硬化時間は24時間である。埃には気を付け、日陰の風通しの良い所に置いた。台車の裏側にも塗り、車輪の踏面を拭き取る。 

 ディカールは古かったので心配であったが、うまく貼れた。木材の継ぎ目を表す溝にナイフの刃を当ててすべて切り離し、柔軟化剤を沁み込ませると、完全に密着した。

everywhere-west-parked-in-AC8C6N 右の写真の ”Way of the Zephyr” とは、ゼファ(西風)という特急列車の通り道という意味である。反対側には ”Everywhere West”とある。西部のどこへでも行けますよ、という意味だ。

dda40x at 06:23コメント(0)塗装 | boxcar この記事をクリップ!

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