2024年06月09日

続々々 分岐を3D‐プリントで作った⁉

 もう一つ大きな問題がある。フログが全金属製でないところだ。彼は「これでも走る」と言うが、いつまで走るのかは不明である。欠線部を正しく作れば、良い音を立てて滑らかに走るが、欠線部が大きく、さらにそれが樹脂製ではボコボコという音を立てて、そのうち脱線するようになる。最近はDCCでの結線自動切替が主流になって来たので、全金属製にしても何も考えることがなくなってしまった。
 また、その分岐の枕木の長さは正しいとは言えなかった。さらに言えばフログ近傍の枕木の間隔は狭いはずだ。

 彼らはレイルを削ったことが無いと言う。大きなヤスリを買ってみようかと言っているので驚いた。良い万力も持っていないようだ。この際小さなフライスを買うように勧めたがどうなるだろう。
 トング・レイルをどうするかはまだ全く考えていないらしい。板金を曲げて作るなどと恐ろしいことを言う。加工硬化させていない材料ではたちまちヘタってしまう。そういう経験がないのだ。

 Nゲージから参入した人たちで、鉄道工学の本を読んだことも無く、ハンダ付けの経験も少なそうだ。放置すれば必ず失敗することが見えているので、つい口を出してしまったが、余分なことであったような気もする。
 模型を作る前に実物、他の模型の調査をして、どうすれば良いものができるかを考えるべきだ。作ってみて自己満足に陥っているようにしか見えない。世の中のものがどのように出来てきて、どんな進歩があったのかを知ろうとしないようでは、ろくな物が出来ない。
 せっかくLow-D車輪を使っているのに、消化不良で悲しい。

 緩和曲線が無いのも気になった。大したことではないのだから設置すれば走りが格段に滑らかになるのだが、分からないようだ。カクカクと曲がるので、気分が良くない。大半径の曲線を一本挟むだけなのだが、スペイスが足らないと言う。不思議な言い訳である。

 Low-D車輪の話題が出たついでに広告をさせて戴く。OJ用 Φ19長軸車輪(バックゲージ28.5 mm)の在庫がある。
 ご希望の方はコメントを通じて申し込んで戴きたい。メイルアドレスを書き込む部分があるが、どういうわけか動作しないのでこちらからは読めない。本文に連絡先を書かれたい


コメント一覧

1. Posted by M.K   2024年06月09日 15:21
鉄道工学について一般に解説した類の本が少なくて困っています。よく車両について描いてあるものはありますが、軌道となると少ないように思えます。何か紹介してくれたら嬉しいです。
昔保線区で働いていた人の話を時々聞きますが、軌道のトラブルに色々対応する話は面白かったです。
2. Posted by 春岡電鉄   2024年06月10日 08:32
私の蔵書から、おすすめする軌道構造の専門書は以下の2点

新しい線路―軌道の構造と管理− 平成9年3月刊 6,900円  発行所 日本鉄道施設協会

外国鉄道線路規格 昭和53年12月刊 1,800円 発行所 日本鉄道施設協会

前者はネットの古書店で買えますが、後者は入手困難と思われます。

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