2024年06月01日

DU を実演

 静岡で催されたトレイン・フェスタに行った。所属するクラブが参加したからだ。たくさんのクラブが出展していた。その中で目を引いたものが一つあった。

 Kadeeの特長の一つであるDelayed Uncoupling を実演していた。看板にそれを掲げての実演は初めて見た。HOなので、狭い机の上の一角で展示できる。一階のメインホールの中央東付近であった。
 機関車は1輌、貨車は10輌ほどだ。線路には磁石が8個ほど埋めてあった。写真がうまく撮れなかったのは残念だが、日本での展示は初めて見た。もっと多くの場所でやるべきである。それには連結器の整備が大切なのだ。

 車輪はそれほど軽く回転しないので、好都合のようだ。機関車の片方の連結器だけの操作であるのは、不満だ。連結器は前後にあるのだから、両方につないで二か所に振り分け、それを仕立て直すという場面が見たかった。実物でもそのような方法は日本ではやっていなかったので、思いつかなかったのだろう。反対側のヤードに機廻り線があれば簡単に実現できる。

 機関車の低速性能はかなり改善してあったようだが、筆者の目から見るとまだ足りない、と言うのは贅沢なリクエストだろうか。

コメント一覧

1. Posted by 一式陸攻   2024年06月01日 15:08
Nゲージでは電車のような固定編成でない機関車や客車にも自動解放出来ない見た目重視のカプラーを好んで取り付ける人が多く、文化としてDU以前に遠隔開放が根付いていない感じがあります。
HOのイモンのカプラーもケーディーカプラーとは連結できるものの相手がケーディーカプラーでも自動解放は出来ないため似たような状況です。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
categories