2024年05月20日

続々 Tomの娘

 Paula は昨年出版した本の評判が良いそうで、嬉しそうだった。写真があまり鮮明ではないことを指摘すると、原版を出版社が水に濡らしてしまい、使えなかったと言う。仕方なく、筆者がプリントしたものを複写したそうだ。

 父親のことを詳しく聞きたがり、細かく話すと、筆者の記憶力が良いことに驚いた。実の娘でも知らないことを筆者が知っていることもあり、感銘を受けたようだ。

Big Boy brake handle ビッグボーイのブレーキハンドルを筆者の博物館に飾ってある写真は送ってあった。博物館への来訪者には必ず触ってもらう。日本のものと比べるとかなり大きく、皆さん驚かれる。

 Tom が出版の記念に2本送ってくれたのだ。Paulaは、1本はここにあることは知っていたが、もう1本のブレーキハンドルの消息を知りたがった。それはプレスアイゼンバーンという会社にあると伝えると、取り戻せないかと聞いてきた。

「その会社は、それを持っていることを全く公表していない。貴重なものだが、博物館に置いて来訪者が見ることができるようになっているなら、返せとは言わない。でも、誰も見ていないところに死蔵されているのなら、返してもらえないか聞いて欲しい。」と言う。確かにそうだと思ったので、やってみようと答えた。

 Paulaはデンヴァの鉄道博物館と緊密に連絡を取っているようだ。 

コメント一覧

1. Posted by 通りすがり   2024年05月22日 21:40
この方のおっしゃることは筋が通っています。誰にも見られないでどこかに転がっているというのは大きな損失です。
例えばですが、日本の鉄道博物館にあるというのなら話は別ですね。返してあげるように運動しましょう。応援します。

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