2024年05月14日
ヤスリの柄
ヤスリをたくさん持っている。最近大きなものが増えた。それらに付ける柄を購入した。こういうものを扱う店は少ないので、見つけ次第大量に購入する。ヤスリに柄を付けないと、狙いが決まらない。すなわち平面が出しにくい。このことを友人に話したところ、
「そんなことはないですよ。」
という話だったが、彼は試しに一つ購入して使ってみたようだ。
「使いやすくなりました。力も入りますし、必要なものですね。」
ということだった。10個ほど購入したようだ。
ヤスリ掛けは奥が深い。柄の付いていないものではどちらに傾いているのか分からない。すなわち丸く削れてしまう。
このあたりのことは友人の仕上げ工経験者から詳しく聞いている。祖父江氏や Bill Melisからも厳しく仕込まれた。
金属工作では、糸鋸、ヤスリ、孔あけ、ハンダ付けは大切な単元である。先回のプレスもそうだが、このような技能をきちんと習得するチャンスの無いまま模型作りをしている人はとても多いと思う。誰からも指導が無いと、それで良いのだと思い込んでしまうから進歩はない。菅原氏の「技法」の本を読んでも、残念ながらプロの目から見た記述はほとんどない。
例の真ん中を凹ませる話も、「そんなこと、できるわけがない。」と鼻で笑う人が居る。こういう人は進歩しない。
そういう意味でも基礎単元の習得を狙った講座を開く意味は大きいはずだ。