2024年02月09日
gear ratio
ギヤ比を通常のもの(1:15 程度)より下げて(1:8 程度 )いるが、特に苦情は無い。しかし、このギヤの現物を持っていない人が「1:15程度はないと・・・・」と 言っているという噂は聞いた。その思考は、無負荷回転数をもとに計算しているから、ということも伝えてくれた。
マグネットモータは分巻特性を持つ。軽い一定負荷の場合、電圧に比例して回転数が決まる。無負荷回転数ではトルクは出て来ないわけだが、その数字をもとに速度を考えている人が居るのには驚く。
模型列車の最高速度は、伝達効率が悪いから、事実上最大出力時である。必要なトルクは大きい。出力の9割は熱になるだろう。それを理解せずに最高速度が云々というのは無意味だ。本物は依然述べたように空気抵抗がそれを決める。
どの程度の負荷になるかを想定し、動力伝達装置の効率を考えて生み出させる出力を策定する。あとは電流、回転数を調べてグラフ上で読み取るだけである。これは中学1年程度の数学であって難しいことではない。昔とれいん123号にそのグラフを載せたが、そのグラフを正しくなぞって結果を出したという報告があったのは、お一人だけであった。要するに実験をせず、ごく適当に模型を作っている人が大半であるということだ。
模型とは言えども小さな機械であるから、伝達効率を考慮するのは当然である。模型蒸気機関車の機械的伝達効率は、通常型で最高 15 % 程度、高効率型でも 60 % 程度が限度である。ロッド駆動による損失は極めて大きい。良い潤滑剤が必要である。
マグネットモータは分巻特性を持つ。軽い一定負荷の場合、電圧に比例して回転数が決まる。無負荷回転数ではトルクは出て来ないわけだが、その数字をもとに速度を考えている人が居るのには驚く。
模型列車の最高速度は、伝達効率が悪いから、事実上最大出力時である。必要なトルクは大きい。出力の9割は熱になるだろう。それを理解せずに最高速度が云々というのは無意味だ。本物は依然述べたように空気抵抗がそれを決める。
どの程度の負荷になるかを想定し、動力伝達装置の効率を考えて生み出させる出力を策定する。あとは電流、回転数を調べてグラフ上で読み取るだけである。これは中学1年程度の数学であって難しいことではない。昔とれいん123号にそのグラフを載せたが、そのグラフを正しくなぞって結果を出したという報告があったのは、お一人だけであった。要するに実験をせず、ごく適当に模型を作っている人が大半であるということだ。
模型とは言えども小さな機械であるから、伝達効率を考慮するのは当然である。模型蒸気機関車の機械的伝達効率は、通常型で最高 15 % 程度、高効率型でも 60 % 程度が限度である。ロッド駆動による損失は極めて大きい。良い潤滑剤が必要である。