2024年01月28日

Quietness

 友人からメイルを受け取った。かなり興奮した様子で、「この動画を見てくれ」とのことだった。

 ある機関車が短い線路を往復する。初めは音を消して見ていたのでよく分からなかったが、音を出すととんでもない状態だった。芝刈機か電動の髭剃りかという感じだ。ギャーという音で、かなり悲惨である。昔はこういうのはよく見たが、この20年では初めてだ。これではお話にならない。以前観測能力という言葉を出したが、これはそういう話題では解決しない。根本的なところがおかしい。走らせると 100 mくらいでギヤが摩滅するだろう。

 蒸気機関車からは大きな音が出てはまずいのだ。できれば無音で走って欲しい。知らせてくれた友人は、筆者の高効率ギヤを搭載するようになって、「もう後戻りはできない。」と言った。従前の駆動装置とのあまりの格差に驚いたのだ。いくつか購入し、主力機はすべて取り替えたようだ。「今までのは一体何だったのだ。」と言う。運転会に持って行って他の人に見せびらかしているという。そうすると欲しがる人が出て来て、普及が進み始めた。

 今までは反トルクの処理がしてなかったので、変なゴムジョイントを使うはめになり、調子が悪い状態から脱出できなかった。六角ジョイントと高効率ギヤボックスのトルクアームで、すべて解決できたのだそうだ。

 筆者のところにこのギヤに関する問い合わせが多くあったが、筆者はHOを触ったことがなく勘所がつかめないので、貫名英一氏にすべてをお渡ししてある。貫名氏は工学を修めたクラフツマンであるから、適切なアドヴァイスを戴けるはずである。
 貫名氏のメイルアドレスは、下記の通り(掲載許可済)。
  enukina60s@nifty.com

コメント一覧

1. Posted by 読者   2024年01月28日 23:46
その騒音製造機の動画と覚しきものを見つけました。これはひどいですね。
サウンド装置をつけても、効果は期待できませんね。どうして製作者はこの動画をUPしたのでしょう。何か意図があるようにも見えないのですが。

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