2023年11月05日

続 糸鋸弓の故障

 修復するには、このネジの規格を調べる必要がある。はじめはインチネジだと思い込み、手持ちの全てのネジゲージに合わせてみたが、合うものはなかった。それではメートルネジで、と調べてみた。径から考えるとM5のようだが、合わない。

 手持ちの全てのタップを動員して調べたところ、M5-P0.9という旧JISネジのタップがスルスルと通った。同じネジのダイスにももう一つの雄ネジが通ったので、これで間違いはない。
 最近はネットショップがあるので助かるが、これはそう簡単には見つからない。頭が六角穴のキャップボルトを買いたいが、極めて難しそうだ。今までは蝶ネジの頭が邪魔であったが、それが小さくなると取り扱いやすくなるはずだ。
 製品が見つからなければ、雌ネジも捨てて、全て新しく作ることになるだろう。

fastening screw on coping saw 今回のネジの故障の原因は、四角ナットの片方で刃を押さえたことによる。すなわち、四角ナットがいつも傾いて締められたのだ。これを避けるには、反対側に糸鋸刃と同程度の厚みの板を付けるべきだ。0.3 mm程度の板を貼るだけで解決するだろう。あるいは工具鋼のかけらから、そのような四角ナットを削り出せば良い。暇をみて、やってみたい。今回の四角ナットは、刃を押さえる側がプレスによってギザギザの模様が付けられている。すなわち加工硬化しているので、雄ネジがより駄目になりやすかったのだろう。
 国産の弓には、厚目のバネ板で挟んでからネジで糸鋸刃を締めるものがあるが、それはネジに対するストレスが小さいはずだ。 

コメント一覧

1. Posted by YUNO   2023年11月05日 19:46
古い英国製とのことなので、てっきり英インチかと思いましたが旧JISとは意外でした。
2. Posted by dda40x   2023年11月05日 20:36
 イギリスにはかなり前からメトリックネジがあり、それを導入してJISが出来たようです。その後、昭和40年頃、ISOに移り変わったので、そのときに日本にあまりなかったキャップボルトのM5は作られることがなかったと思います。よその国のネジの店も覗いていますが、見つかりそうもありません。ロウ付けして作ってもすぐ捩じ切れるでしょう。M5の雌ネジを作る羽目になりそうな気配です。
5. Posted by コン   2023年11月06日 20:31
 本当に偶然ですが、当方にあります。JISのM5キャップネジです。模型仲間で分けましたが、残っていました。すぐに送りますね。
6. Posted by dda40x   2023年11月06日 23:52
 それはありがたいです。六角穴付きとは信じがたいですね。

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