2023年10月30日

続 installing the flywheel

 前後の蓋を作る。フライホィールの孔に押し込めるように、+0.03 mmに削る。僅かのテーパを付け、先の部分は手で嵌められる程度にする。残りの部分は万力で締めて入れるわけだ。ブラスであるから締めれば入る。ロックタイトを塗って押し込む。フランジ部分から少しはみ出すので、十分に回っていることが確認できる。それを拭き取って、溶剤で湿らせた紙タオルできれいにする。

hollow flywheel シャフトは Φ5である。リーマを通してあるからギリギリで入る。このとき向こう側の孔に命中しないと大変である。こういう時は、相手側の内側を円錐形に凹ませておく。押し込めば一発で通る(この写真を見て角に傷がついていると思ったが、切り粉が載っていただけであった)。


temporary placing 軸にロックタイトを塗ってゴロゴロと廻しながら待つと、固まる。

コメント一覧

1. Posted by 愛読者   2023年10月31日 07:31
向こう側の穴に通す工夫に驚きました。簡単確実な方法ですね。
2. Posted by dda40x   2023年11月03日 08:29
 これを施しておかないと、なかなか大変なことがあるのです。軸の先端を少し尖らす事もやったことがありますが、後で切り落とさねばなりません。中空のものに軸を通すのは、意外に難しいことがあります。

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