2023年08月21日

続々 山川 眞氏の死去

 山川氏は電気機関車の模型も精力的に作られた。床の間に巨大なEF58があった。1/20 の大きさであり、車内の抵抗器、継電器、空気圧縮機、ボイラなど、これでもかと作られていた。そのまま博物館に置けるような模型である。

 写真、図面などの資料はたくさん集めていらっしゃったが、それだけではこの様な模型はできない。山川氏の強さは、三次元の空間把握力である。見たものは憶えているからこそ、形ができるのだ。土屋 巌氏は輪を掛けて凄かった。デザイナとしての卓抜した能力だ。

EF58 旧車体 OJ の機関車群は全てイコライズされ、滑らかに走った。ただ、各軸に吊り掛けモータを付けていたが、モータのトルク不足でスリップが起こらないのは不満だった。そこで、筆者の6軸ディーゼル電気機関車を見せた。3軸ずつ連動させ、2モータにしたものだ。強大な引張力を期待できる現物を見せたわけだ。平歯車でなければ押しても動かないと思っていたので、3条ウォーム装荷の電気機関車を思い描くことができなかったのだ。

 山川氏は俄然やる気を出し、改装計画を立て始めた。もちろん6軸連動が一番良いが、ほとんどスリップしないので面白くない。筆者の6軸機関車の一部は、3軸ずつ独立させている。 

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