2023年05月27日

walk-around layout

 32年前に取り壊したレイアウトの解説を希望されているが、写真が見当たらない。引越し時にどこかに紛れてしまったようだ。

walk around sectional layout 記憶をたどるとこういうことになる。右端の戸棚は自作で、350 mm高、1800 mm幅の扉が手前に倒れて、平面になる。それには、さらに左へ展開できる路盤があって広げていたが、キッチンカウンタの高さが少し上がったので、一部を切り落とさねばならなかった。というのは蝶番で線路が畳まれて、重ねて戸棚の中に収納されていたからだ。蝶番の高さが上がれば、跳ね上げられた部分は天井に当たるのは当然だった。
 その延長は3つのセクションに分かれ、軽く作ったが、ポリ塩化ビニルの路床で音が軽減された。あちこちに下駄を履かせ、高さを整えた。下駄には番号を振り、組立の時間を節約した。

 転車台は簡便な作りで手動である。径は570 mmで、大きな機関車は載らないが十分楽しめた。この動きを楽しむには、高さが大きなファクタであることがよく分かった。 

 赤の矢印は、SWAC のジャック位置である。引抜いて次のところに挿せば、問題なく制御できる。これは魚田氏が大変気に入った。
 後に、右下の方へと仮設の線路を延長して、緩和曲線のデータを取ったが、それは短期間だ。 

LDK2LDK 図だけでは分かりにくいので写真を添えるが、低い戸棚は全く別のものが置いてある。これは貸す直前の状態で、エアコン、ガスヒータ、ガス台、食洗機、壁紙などは当時のものである。 

コメント一覧

1. Posted by 一読者   2023年05月27日 20:14
5 30年以上前にウォークアラウンドを実現されていたのですね。驚きました。その後あるナローのクラブでやっていたのを見たのですが、低すぎてよく見えないのです。這って歩かねばならず、感心しませんでした。
高さの問題は当時あまり考えませんでしたが、大切なことですね。
お宅の内装が素敵なのも感心いたしました。 
2. Posted by dda40x   2023年05月31日 09:13
 路盤高さについての考察が日本の模型誌で論じられていないのが意外です。いかに走らせている人が少ないかということでしょう。
 この作例ではカウンタが邪魔ですから大回りして歩きます。反対側まで行って転車台を触ったりするときは椅子があると便利です。  
 そうすると「もうあと30 cmほど高いと楽だよね。」と話し合ったのを覚えています。

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