2023年03月22日

続 Climax

Climax F2 どちらも押して動くようにするために、駆動装置を徹底的に改良している。そうなると歯車の噛み合わせは重要だ。
 
 平岡氏の歯車設計の式を眺め、難しそうだがやってみるかとも思った。しかし、動けば良いだけなら、3Dプリントという手もある。
 円筒にインボリュート歯を付け、それを絞って円錐にして傘歯車を作る。その断面を解析して円錐に貼り付ければ、それと噛み合うような食い違い傘歯車を作れるかもしれない、と3Dの専門家と協議していた。そこに、Lobaughのギヤでも動くようになったとの報らせがあり、ひとまずオリジナルのギヤでの走行となった。
 F氏はこれらを Free to Roll にして、同一線路上で片方を押せば他方が動くようにしたいと言う。歯車が多くて効率が稼げないから、かなり難しそうではある。 

 このキットを完成させて走らせることが出来た、という話は過去数十年間、聞いたことがないので、現在の販売元は大喜びらしい。走行動画を公開すれば売れるかもしれないからだ。 

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