2023年02月04日
続 太いボイラ


さて、左は祖父江氏が作った最後のカツミのOゲージ製品である。火室側面は、右の旧製品とは格段の差があり、細くなっている。



当時のモータではどうしても幅が小さくできなかったのだろう。祖父江氏の工夫でなんとか収めようとしたのだが、力及ばず広くなっている。

その昔、「とれいん」が発刊された頃、Y氏が輸出されていた機関車を褒めまくって、寸法が正しいとか言っていたが、その記事の写真もこれと全く同じである。
これらのジャンクで手に入れた機関車に手を入れてみようかとも思うが、火室、キャブは完全に作り直しとなる。しかし、それだけの手間を掛ける価値があるかどうかは疑問である。
コメント一覧
1. Posted by 通りすがり 2023年02月04日 19:29
Unitedの機関車はほとんどがカツミの製品の縮小です。だからよくまとまっているのですが、このようなこともあります。
Y氏は自分の商売のネタですから、褒めるに決まっていますね。
Y氏は自分の商売のネタですから、褒めるに決まっていますね。
2. Posted by dda40x 2023年02月04日 21:48
そう言えば、United の設計はほとんど酒井喜房氏でした。酒井氏と祖父江氏は師弟の間柄でしたから、図面のやり取りはあったでしょうね。しかし、当時でもHOのモータには細いのがあったはずなのですが、この火室は太いです。
この模型には、いわゆる棒型モータが搭載されています。まだ多少は火室の内側には余地があります。
この模型には、いわゆる棒型モータが搭載されています。まだ多少は火室の内側には余地があります。