2022年03月10日
z軸 ハンドル車
フライス盤のz軸のハンドル車を取替えた。握りのM5ネジをM6に切り直し、太いものを使っている。回転する握りは力が入れやすい。


まず最初にセンタドリルで凹ませ、8 mmのドリルで貫通させる。次にボスの厚みが大きすぎるので、ナットを締める部分を中グリして 5 mm凹ませる。快削材であるから簡単である。
次に三爪チャックの爪を中外逆にする。このBisonの爪を逆に付けるのは非常に簡単である。正面からネジを緩めて逆にするだけである。普通は、爪を抜いて順序を替えて嵌め直さねばならない。面倒であるし、その順番が思い出せないと困る。
このバイソンの爪は非常に正確に出来ていて、極めて簡単に所定の位置に嵌まり、ガタがない。センタを合わせておいて、逆に付けてもセンタが出ているのは大したものである。
アルミ板を挟んで締める。ボスの部分を突っ切るのであるが、銜える深さがやや足らない。センタを押さえないと外れてくる可能性が高いから、回転センタで押さえて廻す。
キィは 3 mm角 であるから、フライス盤で切って嵌め込めば出来上がりだ。径が大きくなったので、廻すのが楽である。
読者諸氏も、壊れる前に改良されると良いだろう。掃除を入れても、1時間足らずの仕事である。




このバイソンの爪は非常に正確に出来ていて、極めて簡単に所定の位置に嵌まり、ガタがない。センタを合わせておいて、逆に付けてもセンタが出ているのは大したものである。


読者諸氏も、壊れる前に改良されると良いだろう。掃除を入れても、1時間足らずの仕事である。