2021年10月31日
GG1の駆動装置
3Dの師のS氏が来てくれたので、今後の予定を話し合った。
懸案のGG1を完成させねばならない。車体と台車枠を提供してくれたDennisが「早く作れよ。」とつっついてくるので、なんとか今年度中には走るようにしたい。

問題は車輪である。Φ30の車輪を提供してくれたが、あまり実感的でない。この種のクイル駆動の車輪はスポークに相当する部分が外側に出ているべきなのだ。それがタイヤ面と同一なので、実感がない。
ロストワックス部を作り直そうかと思っていたが、Φ30のLow-D車輪がいくつかある。輪心部は平面なので、そこに3Dプリントのレリーフを貼り付ければ簡単である。
Low-Dは摩擦が少ないが、客車10輛を牽く程度の負荷なら、問題はない。客車はブラス製の Congressional である。1輌1.5 kgほどもある重い車輌だが、軸受にはボールベアリングが入っているからだ。
GG1は、25ヘルツの交流11000 Vで走る機関車である。整流装置は持たず、交流をモータに流している。そのための低周波数である。
モータは385馬力の小さなものを12台積み、それらはクイル駆動で動輪を動かす。すなわち1軸2モータである。実は当初それを作ろうと思っていたのだ。本当に作動する駆動方式(実物通りでない方式)も計画に入っていたが、牽引力を考えると難しかった。スリップが1軸でも起これば、牽き出しは難しい。これも、3条ウォームによる全軸連動方式になる。
1974年に筆者は、現役時代のGG1を見ている。すでにAmtrak塗装になり、侘びしい姿であった。通勤列車を牽いていた。
古いTrain誌に記事があり、興味深い話が沢山ある。
懸案のGG1を完成させねばならない。車体と台車枠を提供してくれたDennisが「早く作れよ。」とつっついてくるので、なんとか今年度中には走るようにしたい。


ロストワックス部を作り直そうかと思っていたが、Φ30のLow-D車輪がいくつかある。輪心部は平面なので、そこに3Dプリントのレリーフを貼り付ければ簡単である。
Low-Dは摩擦が少ないが、客車10輛を牽く程度の負荷なら、問題はない。客車はブラス製の Congressional である。1輌1.5 kgほどもある重い車輌だが、軸受にはボールベアリングが入っているからだ。

モータは385馬力の小さなものを12台積み、それらはクイル駆動で動輪を動かす。すなわち1軸2モータである。実は当初それを作ろうと思っていたのだ。本当に作動する駆動方式(実物通りでない方式)も計画に入っていたが、牽引力を考えると難しかった。スリップが1軸でも起これば、牽き出しは難しい。これも、3条ウォームによる全軸連動方式になる。
1974年に筆者は、現役時代のGG1を見ている。すでにAmtrak塗装になり、侘びしい姿であった。通勤列車を牽いていた。
古いTrain誌に記事があり、興味深い話が沢山ある。