2021年10月21日

炭素円盤によるハンダ付け

 carbon disk 方式の動画を撮らねばならない。その題材を何にしようかと迷っていたところ、長老のH氏が、
「近鉄の2200の古いのがある。誰が作ったのかは知らないが、ハンダ付けがひどく下手くそだ。これを機会に完璧なハンダ付けをしてくれないか。」
と言う。

 うっかりその話に乗ってしまって、大変な事になったと気が付いた。これは昭和20年代に大阪の模型屋が出していたキットである。以前にも話題に出したが、筆者は一編成5輛を組んだことがある。それは是非にという人があって、引き取られて行った。好きな電車であるから再度作ってみたいという気持ちがあった。

2200 今回の電車は一般の趣味人が組んで、色を塗ったものだ。出来は良いとは言えない。ハンダ付けが稚拙で、隙間だらけである。シルもヘッダもチョン付けで、その隙間に塗料を押し込んである。ブレーキ・フルードに2週間も漬けたが、取り切れない。
 さらにラッカ・シンナで3回洗ったが、塗料が取れない。細いバーナで炙ってハンダを融かしながら帯板を外した。それをまたラッカ・シンナで洗ったが、完全には取れない。最終的にはヤスリとスティール・ウルで磨かねばならない。

 そうこうしているうちに、「炭素円盤によるハンダ付けの実際を動画に撮れ」と言って来た。首領の指示なので、やるしかないが、さすがにこの2200を再生する場面を見せるのは、難しい。あまりにも材料が良くない。側板の平面性がないのだ。窓の縦の柱の細さも気になる。本物はもっと太く、窓は細い。 

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
categories