2021年10月15日
マキタ・スライド丸鋸の安全部品
sliding compound miter sawと言うらしい。1980年代に生まれた木工機である。
それまでは、垂直に立った軸に直角のアームがついて、その腕にレイルがあって鋸刃が水平移動するものしかなかった。アームを廻せば斜め切りが出来る上に、鋸刃を傾けることも可能で、便利な道具であったが、持ち運びは不便で、重かった。それは、radial arm sawと呼ばれた。
アメリカではよく使わせて貰い、便利なものなので、それを買おうと思っていた。そこに、このコンパクトなスライド・ソウが売り出された。日立とマキタから出た。小さくて軽いが、幅の広い材を一発切断できるばかりか、鋸刃を傾けることができるので便利である。ラジアル・アーム・ソウには負けない性能を持っていたので、アメリカでは大人気であった。営業所が近くにあったのでマキタを買った。
家を建てるときには大いに活躍し、その後、友人にこの道具を貸したので、都合3軒建てることに貢献したことになる。その後、塀を作り、デッキを整備した。自宅のレイアウトの建設、家の増築その他に大活躍をした。ところが使い過ぎて透明な保護カヴァが疲労して欠け、危ない状態になった。緑の部分が欠けてなくなってしまい、そこは握りに近いので危なくて使えない。注意力が低下すると指が無くなる可能性があったので、使用を中止し、新型機を手に入れた。新型は更に性能が向上し、使いやすくなっていて、博物館建設に大活躍した。
旧型機の安全カヴァが手に入らないかと営業所に持っていったが、2008年に部品供給が終了して、修理不能だと言う。それは仕方がないが、この部分にカヴァがないのは、現在は違法らしい。安全基準を満たさないから、建設現場では使ってはいけないのだ。しかし、本体は全くヘタっていないので、もう少し使いたい。
写真の下にあるバネは、当初のカヴァの復元バネだ。押し切るときはリンクで押されて開き、戻すと強制的に降りて閉まるようになっていた。
それまでは、垂直に立った軸に直角のアームがついて、その腕にレイルがあって鋸刃が水平移動するものしかなかった。アームを廻せば斜め切りが出来る上に、鋸刃を傾けることも可能で、便利な道具であったが、持ち運びは不便で、重かった。それは、radial arm sawと呼ばれた。
アメリカではよく使わせて貰い、便利なものなので、それを買おうと思っていた。そこに、このコンパクトなスライド・ソウが売り出された。日立とマキタから出た。小さくて軽いが、幅の広い材を一発切断できるばかりか、鋸刃を傾けることができるので便利である。ラジアル・アーム・ソウには負けない性能を持っていたので、アメリカでは大人気であった。営業所が近くにあったのでマキタを買った。

旧型機の安全カヴァが手に入らないかと営業所に持っていったが、2008年に部品供給が終了して、修理不能だと言う。それは仕方がないが、この部分にカヴァがないのは、現在は違法らしい。安全基準を満たさないから、建設現場では使ってはいけないのだ。しかし、本体は全くヘタっていないので、もう少し使いたい。
写真の下にあるバネは、当初のカヴァの復元バネだ。押し切るときはリンクで押されて開き、戻すと強制的に降りて閉まるようになっていた。