2018年02月25日
続々 プラグマティズムについて
要するに、「主体性の有無」が、「プラグマティズムの有無」を決めていると感じています。プラグマティズムというと高尚な感じがしますが、要は、自分がやろうとする目的に対し、どうしたらいいか考え、それを実践するという単純なことです。
主体性がある人は、その考えや行動が是か非かは人にもよりますが、少なからず行動しています。考えを実践しなくても平気であるということは、そもそもの目的がはっきりしていない、即ち主体性がないということです。どうせ考えてもやらないのであれば、考えるだけ時間の無駄です。
主体性がある人は、「やらないなら考えない」、きっとこういう行動でしょう。実証して初めてその考えが認められることを知っているからです。
考えても実践しないのであれば、考えていないのと同じ、「考えている風」なのです。ただ、この「考えている風」の人が一番厄介です。彼らは、理屈上できることは、何とかすればできると信じています。
彼らの話自体の理屈が通っていると、その分野に精通していない人は「よく物事を考えている人」だ、と感じてしまいます。しかしその分野に精通していて、勘所がある人からすると、それは理屈だけで、経験から来る技術を踏まえた考えではないことに気づいてしまいます。そのため「考えるのはいいけれど、やってから言ってくれ」と思い、辟易してしまうのです。日本に居た時にはそういう人が多く、気にしていませんでしたが、アメリカに居ると、それを言った瞬間に評価が下がることが分かるのです。
本や文献からの知識、理屈は、ベースとはなり得ても、それが全てではありません。以前、辞書に載っていないから間違っていると評価された話が記載されていましたが、良い例です。知識に加えて、足で稼ぐ、手を動かすといった、
壮大な計画が、具現化されるのをブログを読みながら楽しみにしています。
コメント一覧
職場でふんぞり返って、「僕は専門家だからね」と言ってるひとは能力がないことはみんなが知っている。
本当にえらい人は、手間を惜しまず現場に出かけて、作業員と話をする。実際に服が汚れるのも構わず作業を手伝う。
模型も一緒だ。「俺は鉄道会社にいる」という人の模型は出来が悪い。理屈ばっかりで感心しない。しかもその理屈が間違っていても、しらを切る。
そりゃ脱線するわな。
ところが、ある実物派の人の作っている事典風の記事があります。dda40xさんの記事に「個人的見解につき注意」と書いてあります。なんと失礼な人でしょうね。証拠写真があるのに認めない。それこそ「自分でやってみてから、ものを言え」です。
まさにプラグマティズムの欠如ですね。
体を動かさずに、「分かっている風」なのです。困ったものです。
でも、殆どの人は分かっていると思います。彼は負けています。
特にレイアウト作りにおいては参考となる資料が少なく試行錯誤の連続でした。私のレイアウトはHOで、日本型が基本ですが米国型も走っています。NMRAの規格に沿って製作しました。
ちょっと気になったのが一部で言われている80分の1、16.5mmはHOではないという主張です。だとすれば私のレイアウトはHOではないのでしょうか?
製作が進むにつれNMRA規格がどのようなものか理解が進みました。80分の1はHOではないという主張はNMRA規格の趣旨とは異なると確信するに至りました。HOではないという主張の根拠はどこにあるのでしょうか?
87分の1、12mmのPRのための方便のような気がします。走らせて楽しむという鉄道模型の本質を実践している私のレイアウトは80分の1の日本型も走るNMRA規格に沿ったHOスケールのレイアウトです。
コメントありがとうございます。
この日本の国の憲法では、言論の自由が認められています。
おかしなことを言っていても、それは犯罪を構成するものでなければ良いことになっています。
趣味の世界ですから、まあお好きなようにということでしょう。
正しいものは見たくない人もいます。それはそれで仕方ないことです。ただ、不特定多数の前で公然と非難すれば、誹謗中傷にはなりえますね。十分にそれに耐えられる証拠がありますから、その結果は分かり切っています。言えば言うほど負けがかさむでしょう。
楽しい趣味のはずなのですから、もう少し客観的に行きたいものです。
Empire builder様 HOについては知識が少ないので、お答えするのが困難です。少しお時間を下さい。