2018年02月05日
ER25コレット

博物館に持って行って取り付けてみた。40 mm以上突出するので、ワーキングパス(working path)が長くなって多少不利であるが、小径の刃物しか使わないので問題がないかもしれない。ブレが大きければ、元に戻しても良い。エアスプリングの取り付け位置も下げて、動く範囲の邪魔をしないようにした。少々大き過ぎるような気もする。もう少し小さいERコレットがあると短く掴めて良いのだが。
モータの出力から考えても、12mm径の刃物は使うはずもない。
新しく来た旋盤の主軸もMT2なので、それに付けても使える。ERコレットなら連続した寸法を掴める。ただ、貫通穴がないと不便だ。
ER25コレットはどこに仕舞うべきか考えたが、下手に仕舞うと目的の大きさのコレットを取り出しにくい。一覧できなければならない。そういうホルダをブラスの板を切って作ろうと思って居たところ、具合の良いものを見つけた。
もう少し大きめのR8コレット用のロータリィ・ホルダである。実はR8を入れるつもりであったのだが、オーク材でやや贅沢な専用ホルダを作ってしまったので、行き先がなくなってしまったのだ。
道具や部品が一覧できるというのは、時間の節約になる。昔、近所の自動車修理工場に行くと、すべての道具が、壁に絵を描いて、その通りに掛かっていた。あんなことしなくても、と当時は思ったが、非常に理にかなった方法である。
実は模型の部品もすべて一覧できるように、床と壁に並べてある。床は正月には片づけなければならないが、壁はそのままである。これは便利である。
コメント一覧
1. Posted by YUNO 2018年02月05日 08:07
鉄道の工場でも壁に工具の絵が必ず書いてあります。
時間の短縮だけでなく、車両の中に置き忘れるのを防止したり盗難を予防する目的もあるそうです。
時間の短縮だけでなく、車両の中に置き忘れるのを防止したり盗難を予防する目的もあるそうです。
2. Posted by dda40x 2018年02月06日 20:48
飛行機の整備工場でも同じことがしてありました。小さな工具を、ケースの全ての凹みに嵌めて、管理しています。エンジンの中に置き忘れないようにしているのですね。
3. Posted by Tavata 2018年02月06日 23:30
壁の工具の絵というのは「姿置き工具」のことですね。
最近は抽斗(この漢字を久しぶりに見ました)の中や、台上に工具の形をした凹みを作るための厚手発泡シート(ものによってはグリッド状の切目が入っている)を売っています。
最近は抽斗(この漢字を久しぶりに見ました)の中や、台上に工具の形をした凹みを作るための厚手発泡シート(ものによってはグリッド状の切目が入っている)を売っています。
4. Posted by dda40x 2018年02月07日 22:43
姿置きというのですか。そのような言葉を知りませんでした。
抽斗(ひきだし)という字は最近は使わないのですね。「引き出し」と書くと、何か違う話になりそうです。
私も工具の整理をしたいのですが、おそらく全部で千個以上あると思いますので、種類別に抽斗に入れています。
クランプ類は段ボール箱に入れて床に置いてあります。これだけで80個ほどあります。
抽斗(ひきだし)という字は最近は使わないのですね。「引き出し」と書くと、何か違う話になりそうです。
私も工具の整理をしたいのですが、おそらく全部で千個以上あると思いますので、種類別に抽斗に入れています。
クランプ類は段ボール箱に入れて床に置いてあります。これだけで80個ほどあります。