2016年10月04日
decalの補強剤
苦労して古いディカールを手に入れ、貼ろうと思った瞬間に、水の中で四散してしまうことがある。古いものはディカールの膜が劣化して、ヒビが入っているからだ。そういうときのために、この液体がある。Microscaleから出ている。膜の強度が怪しいディカールにこれを塗ると、表面に新たな膜ができ、水に浮かせばその膜を拾い上げることができる。
Fordのホッパ車のディカールは極めて貴重で、オークションで苦労して落札したものだ。貨車を塗装して貼るつもりだったが、膜が怪しいので、この液をさっと塗った。
塗った瞬間に不思議な感触があった。なんと、膜がほとんど流れてしまった。擦ったわけでもないのに、白い模様が全体に広がってアウトだ。
薄く吹き付けると良さそうにも思えたが、粘度の高い液体で、それも難しそうだ。溶剤はメタノールのようだ。薄めると、ディカールの印刷部分がますます溶けやすくなる可能性もある。
顔料を結びつけているもの(binder)が、塗った液の溶剤に溶けたらしい。 このディカールは、おそらくもう二度と手に入れることができないであろう。がっくりきた。
Fordの工場の動力源であった蒸気機関の燃料を運んでいたのだ。のちには、暖房用燃料を運んだ。
古いディカールは最初からあきらめた方が無難だということだろう。この液を塗らずに水に入れれば、ばらばらになっておしまいだ。しばらく前、大きなヘラルドを貼ろうとした時にも、それが起こった。なんとか拾い集めようと思ったが、とても無理で、あきらめた。
それもずいぶん高価なものだったが、一瞬で消滅した。腹立たしい限りだ。
コメント一覧
1. Posted by skt 2016年10月04日 21:49
アクリル絵具のヴァーニッシュが使えるのではないかと思いますが?
2. Posted by nextcube 2016年10月05日 18:59
プラモのスケールモデラーの方は、古いデカールを使用する際には水に漬ける前に、フラットヘッドスキャナーで取り込むと言っていました。デカールが溶けてしまった場合は、取り込んだデータを画像処理した後、アルプスのMD-5500で印刷するかインレタ屋さんに持ち込むそうです。
3. Posted by dda40x 2016年10月05日 19:41
コメントありがとうございます。
実はスキャナで読み込んであります。
と言っても、貼り方を指示する紙です。本体はコントラストが小さく読めませんでした。
Fordの文字だけが欲しいので、その部分を拡大し、コントラストを上げて、エッジを処理すれば再製できるだろうと踏んでいます。
実はスキャナで読み込んであります。
と言っても、貼り方を指示する紙です。本体はコントラストが小さく読めませんでした。
Fordの文字だけが欲しいので、その部分を拡大し、コントラストを上げて、エッジを処理すれば再製できるだろうと踏んでいます。
4. Posted by YUNO 2016年10月06日 05:39
見本となる写真や印刷物などがあれば、それをスキャンして画像処理した方が手間がかからないように思います。
パソコンなら拡大縮小、遠近法の修正なども思いのままです。
有名なメーカーのロゴマークなら、ネット検索でも簡単に画像が見つかるのではないでしょうか。
パソコンなら拡大縮小、遠近法の修正なども思いのままです。
有名なメーカーのロゴマークなら、ネット検索でも簡単に画像が見つかるのではないでしょうか。
5. Posted by dda40x 2016年10月06日 07:38
もちろんそれも探しましたが、この字体は特殊で、全く同じものが見つかっていません。FとOの隙間のくねくねが微妙です。
7. Posted by 千葉の藤井 2025年12月02日 20:28
グラファイト(6B鉛筆) で軽くChampの白の印刷を擦るとコントラストが出て、スキャナー認識させることができました。
白の印刷が無い透明な箇所はグラファイトが乗り難いし、粉が乗ってもエアーで吹き飛ばし、読み込んだ画像上で処理します。
30年前は 拡大コピーして、白の修正液で整えて再度縮小してアルプスプリンタで印刷していました。
白の印刷が無い透明な箇所はグラファイトが乗り難いし、粉が乗ってもエアーで吹き飛ばし、読み込んだ画像上で処理します。
30年前は 拡大コピーして、白の修正液で整えて再度縮小してアルプスプリンタで印刷していました。
8. Posted by dda40x 2025年12月05日 21:08
>>7
なるほど、印刷された部分は摩擦が大きくて黒い粉が付くのですね。コントラストが強調されればあとは何とかなりそうです。この時はNortherns484 氏が作ってくれました。そのプロセスは伺っていないのですが、どこかで原画を発見されたのでしょうか。
なるほど、印刷された部分は摩擦が大きくて黒い粉が付くのですね。コントラストが強調されればあとは何とかなりそうです。この時はNortherns484 氏が作ってくれました。そのプロセスは伺っていないのですが、どこかで原画を発見されたのでしょうか。