2016年06月01日
室内は室外である

このカブースはいわゆる”NE type”である。米国北東部の鉄道で共通に使われたタイプだ。Reading RRで最初に採用したので、Reading cabooseとして売っていた。インポータは複数あったような気がする。ブラス製で、製造は安達製作所である。
剛氏は安達庄之助氏を訪ねて、板の状態の部品を入手し、それをもとに工作をした。

その後ケイディが普及して、誰もこのカプラを使う人は居なくなった。

このカブースも、見えるところだけは工作してある。キュポラの部分の椅子が付けられているし、洗面台もある。
経年変化で接着剤が変質して、あちこち壊れているが、直せばすばらしくなる筈だ。また、ガラス窓は上に抜けるようになっている。反対側(この写真では左)の窓はポジフィルムの透明な部分を使っている。 いずれ修理して、デヴュウさせたい。