2015年04月10日
自動信号

以前にも書いたが、ほとんどの市販品の信号機はオモチャである。タイマで色が変わるから楽しそうに見えるが、全く意味が無い物である。今回の方式は、本物と同じように列車を検出する。
No.1の位置に居れば、その信号は赤である。列車がNo.2に進むとその信号が赤になり、No.1は橙になる。No.3に行けば、No.1は緑になる。これはいくらでもつなげられる。
列車が通過すると、次のセンサを通過するまで、そこに居ることを記憶する。そうすれば、列車の長さは関係なくなる。

手前に写っている信号機が何者であるか、知りたい。市販されていた3線式Oゲージの時代の信号機よりかなり小さい。大体半分だ。背が低い。構成部品は大量生産されているのは明白だ。ひさし部分はプレスで抜いて曲げてある。これらは伊藤剛氏の遺品の中から見つかった。
筆者の推測は、剛氏が本物の鉄道会社から頼まれて「信号機を並べた教習システムを作った時の残った部品ではないか」、というものである。かなりの数が見つかった。
<このモヂュールはさらに進化した。混信の可能性がなくなり、より複雑な使用法にも対処できるようになった。2020年10月1日追記>