2015年04月08日

続 sound deadening について

Richmond 6  この写真はRichmondの模型鉄道博物館の楽屋裏である。特別に入れてもらった。
 通路の左右に隠しヤードがある。  

 線路の下には3/4インチ(19 mm)厚の Homasote が貼ってある。ほとんど効果がない。面白いのは天井にも張ってあることだ。これは多少効くかもしれない。

 最近アクセス数が非常に多い。おそらく他の分野の方が、遮音とか吸音という言葉で検索するとここにたどり着くのであろう。コルクが役立たずであることは、考えてみれば自明のことなのだけども、雑誌などに書いてあると信じてしまうのだ。

 吉岡氏のところから戴いて来たゴム板が大量にある。隠しヤードを作るときに敷いてみよう。隠しヤードは見えないところにあるので、そこから音がするのは奇妙なものだからだ。

 レイアウトの方は直線から曲線に入るとき、緩和曲線ではなく、大半径の円曲線を用いている。その部分でカントが少しずつ増えるので、カント板を長さ方向に斜めに削り、さらにパテを盛って、削り出している。
 最近はポリエステルの速硬化パテがあるので、とても楽しく作業できる。100 gずつ紙コップに量り取って、硬化剤を混ぜて3分以内に作業が終わるようにする。反応によって熱が発生するので、紙コップが熱くなってきたら、もう駄目である。温度上昇でますます反応速度が大きくなる。硬化剤を少し減らすと作業可能時間(working time) が伸びるが、あまり減らすと固まりが悪すぎる。

 自動車板金用の4 kg入りの缶を買った。サンドペーパで削るとつるつるになる。いろいろなところで出番がありそうだ。


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