2014年12月17日
木工会社
合板を切り抜かねばならないので、その種の作業をする会社を探していた。比較的近い所に、納得できる価格で請け負ってくれるところが見つかったので、工場見学をお願いしてみた。二つ返事で許可が出たので、さっそく出かけた。
これはコンピュータで指示した通りに動くフライスである。刃物はΦ12、Φ10、Φ6、Φ5、Φ3を使うことが出来る。Φ12の時の回転数は、2700 rpm だそうだ。径が大きいので、周速によって回転数が制限されるのだろう。
切り抜くときは、何回かに分けて同じ軌跡をなぞる。一回で切ると、めくれ上がるのだ。材料は4x8の合板(1220 mm × 2440 mm)まで置ける。真空ポンプで吸着するのだ。動くところは見なかったが、どういうものかはよく分かった。
刃物は二次元平面内を動き、軸を傾けることはできない。
これはホームセンタなどに置いてある合板を切る鋸盤であるが、とても大きい。普通の物の1.5倍程度である。この工場では、合板を小売してくれるが、1枚に付き、5カットまで無料で切ってくれるそうだ。
ついでに他の面白そうな機械も見せて貰った。これは孔空きハードボードなどの孔を開ける機械である。たくさんの合板を重ねて、1列20個以上の孔を同時に開ける。そして等間隔で送って、全体に孔を無数に開けるわけだ。このような機械を使っているとは思わなかった。
この機械で全国の需要の半分近くをまかなっていると言う。左の方に完成品がある。
これは厚い合板を作るプレスである。普通の合板を接着剤で張り付けて、いくらでも厚くすることが出来る。これはある住宅会社に納品する耐力壁の材料で、30 mmの厚さのものを作っているところである。これをはめ込めば、筋交いは要らないわけだ。
一回にたくさん作りたいので、重ねてプレスする。

切り抜くときは、何回かに分けて同じ軌跡をなぞる。一回で切ると、めくれ上がるのだ。材料は4x8の合板(1220 mm × 2440 mm)まで置ける。真空ポンプで吸着するのだ。動くところは見なかったが、どういうものかはよく分かった。
刃物は二次元平面内を動き、軸を傾けることはできない。


この機械で全国の需要の半分近くをまかなっていると言う。左の方に完成品がある。

一回にたくさん作りたいので、重ねてプレスする。